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最近刺さったコピー

メモとして残しておきます。

週刊少年ジャンプ / 集英社

夢は、口に出すと強い。

そごう冬市 / そごう・西武

「残りもの」は嫌い。「最後のひとつ」は好き。

宝石時計 長野

時の商人

その商人は時を売っていた。
「いらっしゃいませ。時はいかがでしょうか?1分から承ります」
ある男は商人から1時間買った。
1時間買った男は、
それを読書の時間に使った。
ある女は1週間買った。
1週間買った女は、
それを海外旅行に使った。
「10年欲しいのだがね」
ある老人は商人に聞いた。
「お客様、10年だと、すこし値がはりますが」
「かまわん、10年ぶんよこせ」
10年買った老人は、
それを病気の妻に譲った。

カンロ飴 / カンロ

わが子と話せる時間は、
悲しいほど、少ない。

キミが生まれてきてくれて、
もう6年の月日が流れようとしています。
その間、いろいろあったね。
はじめて歩いて僕のところまで駆け寄ってきたキミ。
転んでも歯をくいしばって泣かなかったキミ。
そうそう、おつかいを頼まれて財布を無くし、
いつまでも玄関の前でじっと座っていたこともあったっけ。
これからもいろんなことがあると思うけど、
すべてのキミが、僕は好きです。
だけど、昨日、見たくないキミに会ったんだ。
ウエディングドレスを身にまとい、
知らない男と満面の笑みで笑っている。
凛とした顔で何かを僕に伝えている。そんなキミの姿を。
夢だと気づき、目が覚めた時には、
なぜか僕は泣いていました。でも、しょうがないんだね。
あと何年もすれば、それが現実になるのだから。
だから話そう。どんな些細なことでもいい。
嬉しかったこと。悲しかったこと。苦しかったこと。
もっと話そうよ。
ふたりで話せる時間は、
ふたりが思ってるより少ないのだから
キミの好きな飴でも、一粒一粒、食べながらね。

マイホームランド玉川上水

犬を飼った。
愛される子どもが、
愛することを知った。

アトレ

春は何かと出会うたびに、
新しい自分と出会える気がする。

札幌APIA / JRタワー

きになる、
はすぐに
すきになる。

宝島社

日本人に
もっと毒を。

汚い、と言って電車のつり革に触らない人は、逆に不健康だと思う。
毒気など無縁の顔で理想ばかり語っていた政治家は、あっさりと折れてしまった。
お人好しがどれだけ罪かということを自覚しない国が、外交で失敗ばかりする。
毒とは何かを知らないコドモほど、人に平気で毒をかける。
あるいは自分にさえ毒をかけて、あっさりと死んでしまう。
あるいは「人に嫌われたくないから」という呪縛を自分にかけて、
少しずつ少しずつ、自殺しながら生きている。
いい毒は薬。毒に触れ、毒を知り、ある時はそれを解毒しながら、
ある時はそれを別の毒にぶつけながら、
人は自分の中に、やわらかで逞しい免疫力や想像力を育てていく。
とんでもなく悪いことをする人間は、ほとんどの場合、このふたつが決定的に欠けている。
さてこれからの子どもたちはどういう風に
毒を知り、人間を、世の中を、世界を知っていくのだろうか。
突然ですが、立川談志さんのような人には、ずっと居つづけてほしいと思う。

明治

人生が、
ラブストーリーで
ありますように。

私は、「その人」との約束を破った。生まれて初めて愛した異性。生まれて初めてバレンタインデーに、チョコレートを贈った相手。完璧な人生の先輩。愛妻の存在は知っていたけど、私は本気だった。なのに、だんだん欠点が見え始めた。大切な時に、仕事。束縛。年下の私をいつまでも子供あつかいすることにも我慢できなくなった。会話が途切れた。長い年月・・・。そして大学を出た私には、他に好きな人が。どこか「その人」に似ていた。結婚を決意。「その人」は黙っているだけだった。式は、2月14日。新しい恋人に私が愛を告白した日。その朝、「その人」と二人きりで会い、お別れのチョコレートを贈った。「約束を破ってごめんね」という言葉に、「その人」と私は数年ぶりの笑顔をかわした。バージンロードへ向かう私は、守れなかった「約束」を心の中で繰り返していた。「大きくなったらパパのお嫁さんになるの」

名画座ライズ / シネマライズ

人生は繰り返せない。だから映画が生まれたんだ。

山形デスティネーションキャンペーン / 東日本旅客鉄道

美人よりも、
美しい人になってください。

ネイチャーメイド / 大塚製薬

別腹などない、
ということを私の下腹が
教えてくれました。

カンロ飴 / カンロ

あなたの思い出す私の顔が、
いつも笑顔だといいな。

婦人服 タミーフジヤ

歩きやすい靴がいい。
人生はほとんどが遠回りだから。

青春18きっぷ / JRグループ

「ずっと友達だよ」と
言うかわりに、
みんなで旅にでた。

KTC中央高等学院

人を好きになる。
人を嫌いになる。

胸が痛むのは
どっちだろう?

東京海上日動火災保険

「失敗したらダメ」
「失敗しても大丈夫」
人はどちらの方が
がんばれるのだろう。

ヒルデモア

人生は、
冬ではなく、
春で終わりたい。

西日本典礼

別れが人を強くするなら、
一生弱くていいと思った。

23区 / オンワード

学術上、クマンバチは飛べない。
それを知らないから飛べるんだって。

H.I.S.

自分がちっぽけに思えたら、
その旅は、きっと正しい。

カラオケスナックさくら

昔は安い酒で
夢のことばかり話してた。

最近は高い酒で
金のことばかり話してる。

三菱UFJニコス

「新人ですか?」
ではなく、
「本当に新人ですか?」
と言われる
くらいじゃないと。

宝島社

ヒトは、
本を読まねば
サルである。

かながわ子ども環境サミット2010 / 日立製作所 横浜支社

大きくなったら、
小さなことに、
気付く人になってね。

earth music&ecology / ストライプインターナショナル

理不尽を知って、
私、
もっと強くなれ。

母の日 / イトーヨーカドー

花を好きなのは
母親似。
母を好きなのは
父親似。

GLIP / リクルートキャリア

やらない理由を
探すのがうまくなると、
成長は止まる。

長沼静きもの学院

ふだん、どんなに急いで歩いているかは、
きものを着た日にふとわかる。
食べ方だとか、座ったときの姿勢とか、
小さな仕草のひとつひとつが、少し丁寧になっていく。
そう、これはきっと、生き方が見えてしまう服。
いくら若くて美しくても、
しっくり馴染むとは限らないし、
逆に、どうしてもかなわない80歳のおばあさまもいる。
それが、なぜかうれしい。
きものがもっと似合うようになるために、
もっときちんと生きようと思った。

着ることは、生きること。

ヤマサ 鮮度の一滴 / ヤマサ醤油

おいしいと言うかわりに、
あの人はあの人はおかわりしてくれた。

ゼクシィ / リクルート

父が、あんなに飲んでいるのを初めて見た。
母が、あんなに写真を撮るのを初めて見た。
友達が、あんなに泣いているのを初めて見た。
上司が、あんなに褒めてくれるのを初めて見た。
旦那が、あんなに笑っているのを初めて見た。

結婚式に来てくれる人は、
あなたの人生を支えてくれる人です、

私が、あんなに幸せだったのを、初めて見た。

日本教育大学院大学

「やっとできた」は、
「やればできる」を教えてくれる。

ボイスレコーダー / 山善

人類史上、
いちばん続く争いは
「言った言わない論争」だ。

明光義塾

「全然勉強
してないよ」
リアルなのは
俺だけだった。

岩美町観光協会

海や山に励まされる。
大人になるって、
そういうことかも。

ときには酔っ払ってしまうことも、
ときには「つぶやき」を
誰かに聞いてもらうことも
大切だけれど、こころ静かに
大自然を眺めるのはいかがでしょう。
海や山も、何も返事を
してくれないけれど、
何かを気づかせてくれる、
そう思うのです。

TOYOTA NEXT ONE//AUSTRALIA 2014 / トヨタ自動車

群れに答えはない。

西武夏市 / そごう・西武

迷う。悩む。
奪われる。
バーゲンは青春だ。

あんどうピアノ教室

練習では私が泣いて、
発表会ではママが泣く。

ウィッカ / シチズン

いじわる言ったのは、
あなたが時計を見たから。

TOYOTA GAZOO Racing / トヨタ自動車

摩擦を恐れるな。
摩擦は熱になる。
その熱だけが
情熱になる。

JOMO / ジャパンエナジー

一日が短いと
思った日の
日記は長く
書けるなぁ。

そうだ京都、行こう。 / 東海旅客鉄道

絵日記を書いて、
それでおしまいに
なってしまうような夏じゃなく。

大きくなって、
思い出してくれるような
「夏の記憶」を
つくれるかどうか、
親も、試されているのです。

グリコ幼児のみもの / グリコ乳業

ずっと一緒には
いられないから、

今はずっと
一緒にいよう。

青森トヨペット

乗りたいクルマに迷ったら、
乗せたい人を思い浮かべるといい。

JT

一瞬の輝きが、
上を向く時間をくれる。

空を見上げる人を、ふやしたい。
花火は、そんな願いが込められて生まれました。

花火大会が本格的に始まったのは1733年。
大飢饉や疫病など、災いが重なった翌年です。
うつむきがちな世の中を少しでも励ますために、
二大花火師「鍵屋」と「玉屋」は、
色や大きさ、デザインなどに
工夫をこらし、技を競いました。

華やかな花火に誘われて、
人は夜空を見上げ、歓声をあげる。
花火が照らしていたのはいつも、
ひたむきに生きる人々でした。

TOYOTA NEXT ONE//AUSTRALIA 2014 / トヨタ自動車

山を越えないと見えない山があった。

H.I.S.

人生が長い道なら、その道草が旅なんだ。

DRIVE&LOVE

帰省ラッシュ。
それは親を想う
子どもたちの行列です。

五明

海も山もある故郷を、
なにも無い町と呼んでいた。

小さくまとまりたくないと、
ふるさとを飛び出して二十年。
猫の額ほどの家から、肩をすぼめて電車に乗り、
小さか会社の、小さなデスクに通う。
そんな未来が分かっていても、
あの日の俺は同じ決断をしたのだろうか。
夜十一時の居酒屋のカウンター。
ひとりで呑むのも、もう慣れた。
目の前には、地元のお酒と、
地元の名物だった鰯のへしこ。
親にはもう5年近く顔を見せていないが、
胃袋だけは、こうして毎週帰省している。

あの町には、海があり、山があり、
魚がいて、酒があった。
友人がいて、家族がいて、
たしか、恋人だっていた。
何も無いのは・・・
思わず、日本酒に手が伸びる。
何も無いのは、都会の方だったのかもしれない。
少し濁ったお酒を眺めながら、
東京でどうしても見つからないものたちを、思う。
いつしか手の上のスマートフォンは、
新幹線の予約画面を開いていた。

日本赤十字社

ち、
のち、
いのち。

イムズ

「ずっと」なんてないことを、
こどもたちは夏から教わる。

JT

人の想いは、
見えるものではなく、
気づくものでした。

読売巨人軍 / 読売新聞社

好きな選手がいるだけで、
人生は盛り上がる。

いしかわ子育て支援財団 / 石川県

毎日「10分」早く帰る。
1年で「5連休」分の
家族の時間が生まれる。

カンロ飴 / カンロ

体という字の
ほとんどは
休むという字で
できている。

タフマン / ヤクルト本社

逆風も、逆から見れば順風だよね。

バーグローリー長野

言いたいことを言える場所を、
ネット以外にも、
もってたほうがいい。

迷惑駐輪啓発 / 札幌市

問題は、問題意識がないことでした。

ドモホルンリンクル / 再春館製薬所

成長はいつから老いへと
変わるのでしょう。

マンツーマン英会話 GABA

このままだと、
この先ずっと、
このままだと思う。

長崎バス / 長崎自動車

帰省のひとはすぐにわかる。
なんでもない景色を、
見る目がやさしい。

天神コア

気が多いのは、秋のせいにした。

黒門小路 / めいてつ・エムザ

「旅行どうだった?」
と聞いてほしくて、
おみやげを買った。

ホクレン農業協同組合連合会

食欲の秋が来ても、食欲に飽きは来ない。

カラオケバー きまぐれ

いま一番タイムマシンに近いのは、
カラオケだと思う。

ソラリアプラザ商店会

お客さまは神様です。
バーゲンは神様の戦いです。

セディナカード / セディナ

しあわせは買えないけど、
買い物はしあわせ。

デジタルカメラ / リコー

退屈なのは
世の中か、
自分か。

フォーラス / イオンリテール

世の中なんて、ぜんぶワタシの背景だ。

中川政七商店

「なるはや」で仕事をする
職人はいない。

アディダスジャパン JFA

あの日の炎は、消えたのか。

20年前日本代表はワールドカップ出場を決めた。お世辞にも上手いチームじゃなかった。練習環境だって整っているとは言えなかった。だが、その情熱と野心と本戦出場を渇望する気持ちは、燃えたぎっていた。本物だった。いまはどうだ。ここ数年メディアは本戦出場を当然のことのように語っている。本当に夢ではなくなったのか。そんなに日本は強いのか。いや、違う。相変わらず世界は高い壁のままだ。勘違いをするな。20年前の我武者羅さはどこへ行った。上手い日本じゃなくていい。強い日本を見せてくれ。クールな日本なんか見たくない。暑苦しいまでに貪欲な日本を出せ。くすぶっている場合じゃない。燃えたぎる日本を、もういちど。

秋葉原電脳商店街

なくても生きられるものほど、
欲しくなるのはなぜだろう。

パイロットコーポレーション

言わなくていい言葉まで、
つい言ってしまうんだなぁ。
顔を見ると。

人生の長い道のりを、ともに歩いてきたご夫婦も。
その一歩を踏み出したばかりの、初々しいお二人も。
胸に手をあてると、身に覚えがあるのでは?
「余計だったよなぁ、あの一言」ということが。
分かっているつもりでも、つい意地を張ってしまったり。
気持ちとは裏腹な言葉に、後悔したり。
でもそれは、「何でも言い合える間柄」でもある証。
夫婦って、それぐらいで、ちょうどいいのかもしれません。
それでも、ちょっと言いすぎたな、という夜は。ぜひ、ペンを。
そして、素直な言葉をしたためてください。
「ごめん」「ありがとう」「分かってる」「言い過ぎた」
あらためて声にするのは照れくさい言葉たちも、
文字でなら、伝えられそうな気がしませんか。
人生が長くなった分、夫婦で過ごす時間も長くなっています。
ケンカをしながら、仲直りをしながら、いつまでもいつまでも、
お幸せに。

人は思い、人は書き、人はつながる。

ドライバー募集 / 富士タクシー

嫌々働くほど、
人生は長くない。

寺子屋塾

あきらめが悪いと
先生に褒められた。

ランニングサポートステーション ジョグスタ

42.195キロ。
私には、
理想の体重にみえる。

梅園会

この時代に、
住所を教えあう。
そこが年賀状の
いいところです。

ハルタ

人生は選択の連続だ。
些細なことから、
一生を左右するような
大きなことまで。

自分で選んできたものの積み重ねで
わたしの心はできている。
わたしのからだはできている。
わたしは、わたしらしくいられる。

選んできたものが、わたし。

アミュプラザ長野

生まれ変わるなら、生きているうちに。

お願い住んで 川口市

たまたま電車内の液晶で見かけたんですが、思わず笑っちゃいました。(川口市民なもんで)

ほぼ東京って。おい。(アイデンティティどこいった。)

しかし、東京は目と鼻の先。って自分も自己紹介で言ってるんすけどね。

実際、東京駅まで23分で着くのには驚き。確かに新宿、池袋、渋谷と主要な駅には困らなかった覚えはある。

ちなみに動画中、いきなり出てくる絶妙に可愛くないキャラクターは、その名を「きゅぽらん」といいます。599点の愛称から選ばれたとのこと。(確かに響きはいい)

http://www.1110city.com/cupolan/

川口は、鋳物と植木が有名なんですね。

(鋳物って多分聞き馴染みがないでしょうけど、ベーゴマとかの材料です。確かマンホールも)(以前、ベイブレードの人気にあやかって、色々仕掛けていた気がする)

また、荒川は結構いいスポット。特に桜並木がおすすめ。(下記は秋に撮影したやつ)

そして、確かに自然は多いです。自分は「小谷場中学校」というだいぶニッチな中学校ですくすく育ちましたが、プールの授業でヘビが出たり、体育でタヌキが出たりと、埼玉県民にも伝わらないだろうなってくらいに自然豊かな経験をしてきました。

http://www.sch.kawaguchi.saitama.jp/koyaba-j/

(ちなみに、埼玉の自然100選に選ばれています)(虫嫌いな自分としては凄まじい3年間でしたね)

とはいえ、荒川の向こう側というだけで25パーセント”くらい”マンション価格が変わるのは驚き。

実際、こだわりがそこまで強くない場合、家族で住むのに川口はかなりおすすめです。

100円で乗れる謎のバスも通ってるし、物価も高くなく、美味しい店もそれなりにあって、色々と住みやすいかと。東京勤務のベットタウンとしては、かなりいい働きをしてる(と思う)。

最後に、治安は言うほど悪くなくもないです…。(特に西川口付近は避けるべきかと)

深津絵里とリリー・フランキーの関係性に憧れる

25歳にもなると、結婚というキーワードを多く耳にする。飲み会の席でも、恋愛トークをしている時も、上司との会話においても(全て飲み会?)。

やはり段々と意識し始める年なのかもしれない。(そういう自分は高校の時、23で結婚するなんて思っていた)(若かった)

そういう話をするたびに、なんとなく窮屈な思いを抱くことが多い。それは、結婚を意識すればするほど、恋愛へのハードルが高くなるのか、減点法でパートナーを探す人が多いように感じるから。

実際のところ、この前友人の友人ということでお話ししたお姉さまは、年収700万以下の男性は男性としてよくわからない。とおっしゃっていた(わお)。

いつまでも好きという感情に素直に恋愛をしていければいいのに、なんて思うけれど、そんなこと言ってられない年齢に差し掛かることも重々承知ではある。

身近な実例として、恋愛にすら興味がないと言っていた先輩も最近になって落ち着きたいと言い始めた。(恋愛に興味なくはないものの、自分もそういう感じになる気がしている)

そんなことをぼんやり考えていたら、山崎ナオコーラ先生のエッセイの一節にとても共感したことを思い出した。(下記)

…長く会わないでいた同世代の友人と会うとき、「パートナーシップ」についての話題がよく出る。「最近どう?彼氏は、いる?」「結婚の予定はないの?」等々。
私も聞くし、相手からも聞かれる。
結婚トークは面白いし、自分にその予定がなくても、盛り上がれる。
でも、たまに違和感を覚える。
久々に会う女友だちが、自分の彼氏の話をする。「彼は私にこういうことをしてくれる」「でも、こういうことをして欲しいのにしてくれないのー」「別れた方がいいのかな?」等々。
学生時代は「彼のこんなところが好き!」「先のことはわかんないけど、夢中なの!」と言い合っていたのに、結婚を意識する年代になると、恋愛観が変わるのか?
瞬間における人との心の触れ合いを重ねていくことを恋愛だと思ってきたはずなのに、いつの間にか自分の人生にメリットのある関係を築いていくことが恋愛であるかのように会話をしてしまっている。
私はやっぱり、立ち戻って、恋愛を捉えたい。
恋愛においては、「相手が自分に何をしてくれるか」「大事にしてもらえるか」ということよりも、「自分がどうするのか」「自分は相手を大好きだ!」と考えることの方が重要だと、私はこれからも、考えたい。
だから、大好きな人に出会ったときに「出会えただけで十分だ」と私が思う可能性がある。結婚しない人生も私にはあるだろう。
ただ私は、自分の結婚式で蝶ネクタイを締め自分で司会を務めたい、という野望を持っているので、それができなかったら、少し残念だ。

相手が自分になにをしてくれるか、ではなく、自分がどうしてあげたいかを大事にしたい、と思える人に出会えたら、、、それはそれは素敵なはず。(いやぁロマンチック)

とはいえ、恋愛もインタラクティブ。そこが絶妙にむず痒く、面白さでもあると思う。きっと、関係を深めていく中でこの人となら….という想いを抱けないと恋愛できないタイプだろうな、自分は。

いいか、ハッキリ言っとくぞ。三十すぎたら、運命の出会いとか、自然な出会いとか、友達から始まって徐々にひかれあってラブラブとか、一切ないからな。もうクラス替えとか、文化祭とかないんだよ

半沢直樹の影が薄れてきた堺雅人先生も、自身の著書でこんなことを述べている。

しかし、夫婦というものに憧れを抱かないわけでもない。中でもダイワハウスのCMは印象的で、思わずにんまりしてしまう。

深津絵里、リリー・フランキー、の声がいいことはもちろんのこと、ふとした映像、セリフ。全てが等身大なのが素敵。

結婚するならこんな夫婦がいい。

と、そんなことを思った映画があったことも思い出した。それが下記。

モーガン・フリーマン、ダイアン・キートンの2人の演技がとてもいい。先ほどのダイワハウスの2人もそうだけれど、無理をしていない関係性に憧れるんだろうな。

そして、好きという感情を通り越し、相手を人として尊敬・尊重し続けることが重要なはず。

しかし、それはかなり難しい。(継続という観点において)

結婚披露パーティにはもうなんども出席したから
もういくつくらい祝辞というものを聞いたことになるだろう。
そのなかで憶えているものはひとつしかない。あのひとつしか。
年長の方の、いわゆる「うまくやる秘訣」みたいなものはみんな
雑誌の書く「メイクの秘訣」や「収納の秘訣」ほどにも興味をもてず
私はいつも聞き流していた。そういうものじゃないと思うのだ。
うまくやるとか、つづけるとか、そんな言い方が嫌だったのかもしれない。
ただひとつ、私の胸には違って響いたスピーチがある。
友人の恩師の、ごく短いものだった。
好きだった理由を思い出せるということ。と彼は言った。
門出の祝辞なのに終わった恋愛のように言われて、会場はすこし笑った。
どんなに好きだったかを憶えているということ。
恋愛したそのことを思い出せる夫婦が、幸せなのだと思います。
それをブラックな冗談と受け取って、会場は拍手したのだったか。
結婚して5年、私と夫は仲良くやっている。
ときどきあのスピーチについて考えることがある。
冷めきったわけじゃないし、いまも好きだし、と思いつつ
ほんとうに思い出せるのかというと、内心はあれっととまどう。
それは両手で包んだホタルのような頼りなさで、でもたしかに
そこにあって、ちいさく光って、私を安心させる。そんなこのごろ。

上記は、コピーライター一倉宏先生のおことば。

出会った頃のあの想いを思い出す。出会えたことに感謝する。そんなことを繰り返せる夫婦関係を築ける夫婦。憧れちゃうなぁ。

今では夫婦が再度愛を誓い合う、「バウリニューアル」が流行っているけど、純粋に素敵で、すごくいい取り組みだと思う。

http://vow-renewal.com/

この人とよくぞ出会えた、と思うことが、まれにある。
そう思うからには、その人物は自分にとって少なからず重要な人間(例えば、恋人とか、恩人とか、特別な友人)なのだが、それにもかかわらず、出会いはと言えば、なんとも頼りない数々の偶然の上に起こっていることに、いまさらながら気づく。
あの時、もし違う学校に入っていたら、と思う。
もし違う学部を選んでいたら、もしあの時、僕があんな気まぐれを起こさず、違うゼミに所属していたら。
あの時、別の道を通っていたら、家を出るのが五分遅かったら、バスが一分早く来ていたら。
自分とその人との間に共通の知人がいなかったら。いたとしてもその知人が僕らを引きあわせることを思いつかなかったら。
もしそうなら、私とその人は、永遠に知りあうこともなかったであろう。
思えば人間の出会いとは、ぜんぶがぜんぶ、そんなことの積み重ねでできている。そう考えると、なにか心細くもあり、どこか空おそろしくもあり、よく考えると、胸をしめつけられるように切なくなったりもするのだ。
でも、人と人はそうやって出会う。
六十数億もの人間の中から、数えきれないほどの奇蹟のような偶然を乗り越えて、その人に出会ってしまうのだ。出会ってしまうだけではない。その人は自分の人生の中できわめて大切な役割を果たしてくれるのである。
そういう人に対しては、
「よくもまあ、お会いできたものです」
そう言いたくなりませんか。その人が自分にしてくれたことへのお礼というより、出会ったことそのものにお礼がしたい、祝福をささげたい、という気になってしまう。
「あなたに会えたお礼です。」
サントリーウイスキーのギフトコピーは、そんなことを思いながら書いた。贈るウイスキーに添えるカードに記す言葉。そんなイメージでさがした言葉である。
でも僕は、そうやって出会ったふたりを「出会う運命にあった」などと美化するつもりはない。出会うことはまったくの偶然である。問題は出会ったあとの関係のつくりかただ。
新しい人と出会い、その都度、その人との人間関係を、きちんとていねいに育てる人を見ていると、心から尊敬してしまう。

大事にしなくちゃね。(上記は、岩崎俊一さんのおことば)

ってことで、何が言いたいのかの主題を忘れてきたところでおしまい