月別アーカイブ: 2019年5月

高知に行ってきました

学生時代からずっとやりたいな…。と思っていた「高知で龍馬に想いを馳せる」をようやく実現しました。

備忘録としていくつか書いておきます。つらつらつらと。

とにかくカツオ

どこに行っても、とにかくカツオですね。カツオのたたき。

どこでも売ってるかつ、その場で焼いていることも多々。いわゆる”藁焼き”ってやつです。

そして、これまためちゃくちゃ美味でした…。完全にハマってしまった。(龍馬伝でも坂本家の食卓にカツオが並ぶシーン、何回かありましたね)(郷士家庭なら一般的だったのかな?)

どことなく温かみを感じた

高知県はキャッチコピーとして、「高知家」と銘打ってるんですよね。

https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/

つまり、高知県は”大きな一つの家族”であると。

そのことも関係しているのか(?)、店の人、町の人に活気があり、なおかつ優しい気がしました。

東京から来たと言うだけで、大変だったねー!よく来たね高知に。と言ってくれたり。

知らない方だけど温かくされるのって、いいものだな。

安兵衛って、とてつもなくおいしい

前の職場が恵比寿だったこともあり、ずっと行ってみたかった餃子屋が「えびすの安兵衛」で。

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その本店が高知にあったので、行ってみました。

結論、めっちゃおいしい!!!

高知餃子特有(?)の薄皮ぱりぱりで、いくらでもイケてしまう魔物でした。

“安兵衛といえば”という、やかんビールももちろん注文。

https://retty.news/34224/

付け合わせで頼んだニラ玉(生のニラと卵黄を混ぜて食べるやつ)と、細切りピーマンも最高。

あんなに細切りにしているのもすごいけれど、苦みを全く感じずに食べれる鮮度の良さが素晴らしい…。

日曜市にも野菜が多く並んでいたけれど、海にも山にも恵まれた県なんだなと再認識しました。

坂本龍馬はやっぱりかっこいい

そして、メインイベントの龍馬。

龍馬は人思いで優しく育つ中、幼少期に母を亡くし、剣術の道に勤しむものの、江戸出張で黒船に遭遇。

自分にとって何が大事なのかがだんだんとぼやけてくる。そんな中で今度は父を亡くす。

龍馬伝でいうと、第七話に値するところですね。(以前書いていました)

家族もので涙腺が緩みやすい方は、「龍馬伝第七話」を観るといいと思う。

龍馬伝では、父を亡くす回で家族に夢を語るシーンがあって。龍馬の行く末を心配する家族を桂浜に招いて宣言するんですね。船で世界一周するぞと。

実際桂浜に降り立ってみて、その光景がありありと思い浮かんでしまい、ひたすらジーンときました(語彙力)

なんだか意識の高い大学生みたいですが、自分と重ね合わせて想うことが多々ありましたね。

龍馬は、28で脱藩しているんです。

今自分が27なのですが、家族を巻き込むほどの重罪を犯してまで、国のことを考えた志の高さと行動力に、改めて打ちひしがれるといいますか。

自分の身一つで新時代に飛び込んでいった彼の人生に想いを馳せる中、自分も必ずや追随したいなと。(差し出がましいことも承知の上で)

彼が詠んだとされる句を胸に、一日一日を実直に過ごしていかねば。と、襟を正していきたいと思います。

世の人は われをなにとも いはゞいへ わがなすことは われのみぞしる

日本を今一度せんたく致し申し候

改革を「洗濯」と表現するセンス。脱帽ですね。

billsのパンケーキは非常に悪魔的だと思った

昨日、初体験してきました。念願のbills。

billsといえば、世界一の朝食と称されているようですね。(知らなかった)

しかもパンケーキではなく、スクランブルエッグでそう呼ばれるようになったとのこと。(なんと)

https://taptrip.jp/324/

結論として、非常に悪魔的だな…と思いました。このパンケーキ。もはや怖い。

・なかなか重ためのビュッフェを食べた後なのに、別腹という次元を超えてお腹に入っていく
・ふわふわっという表現は頭の中でイメージしていたものの、その範疇を超えてきた
・ふわふわでありつつ、口の中でなめらかに溶けていく
・そして、後味が全く重たくない…(生クリーム主流のパンケーキはなんだったんだ…)
・パンケーキ自体は甘くなくさっぱりで甘党じゃなくても美味しく食べれそう
・そして、多分上に乗っているバターが美味しさを倍にしてる感。こいつは犯人だ
・付け合わせのバナナもお上品に感じてくる。(実際お上品なのだけど)

と、そんなこんなで、食べた後ももう一枚いけるんじゃないか…?と思わざるを得ないほどの感覚なんですよね。

とはいえ、ただただ軽いというわけでもなくて。食べてる感も共存しているというか。

これはハマる人が多いのも頷けるし、知らず知らずに食べ進めることでお前は何人もの女子を太らせてきたのか…という(誰)

いやぁ…また食べたいです。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。を読んだ

タイトルとレビューに惹かれて読んでみた一冊、結構面白かったです。

ざっくり気に入った一節を紹介すると、

– 格差、戦争、貧困は全て「余剰」から生まれている
– 銀行はどこからお金を生み出すのか、それはマジックのようにポッと出している
– どうしてアフリカから強国が出ないのか、それは争う必要がなかったから
– ラッダイトは誤解さている。機械化することに抗議したのではなく、一部が機械を所有していることに抗議していた
– 市場社会にとっての借金は、キリスト教にとっての地獄であった
– 経済の先行きは交換価値のみで動かず、人の感情に左右されてしまう
– 通過が国家および政治的プロセスから切り離せた上、「人による」政府と政策に繋がるという考えは、危険な幻想

「資本主義は万能ではなく、地球を救うためには民主主義に則る必要がある。そのため、経済評論家の言説は鵜呑みにせず、自らが経済と対峙する必要がある」という一点を、とことん面白く伝えています。

“娘に語る”というお題目から、簡易的な教科書的なやつか…と思うなかれ。純粋に向学心を持つ方々向けとしてきちんと成立していると思います。

この本を9日間で書き上げたという著者の力量にただただ脱帽…。

アマゾンリンクは下記より。