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ベンチャー5社経験後しばらくフリーランスしてましたが、此度正社員に戻ることにしました。

なので、思うところを書いておきたいと思います。(タイトルが長い)

これからフリーやってみたいぞ!という方にも何か参考になるものがあれば良いなと思っています。(最近相談を受けることが多く)(とりあえずやってみると良い気がしますが無責任ですかね?)

下記、自問自答形式を採用します(謎)

そもそもどんなキャリア?

新卒はベンチャーを選択し、その後もベンチャー → ベンチャー → ベンチャー!!!!と、20代にしては社数を多めに経験してきている方かと思われます。

よって転職の多さ故、あまりよく思われないことも多々ありますし、その都度自分の選択に後悔と期待を持ちながらなんとかやってきました。29歳です。(もうすぐ三十路)

職種的には学生時代からやっていたマーケティングからスタートしたものの、ベンチャーあるある?として求められることをなんでもやっていた結果、一応ビジネスサイド全般を広くできるようになりました。

(その点、とりあえず初期スタートアップに置いておくと便利、とのコメントをいただくことも稀に)

いわゆるTHE器用貧乏ですね。(”いわゆる”と”THE”が共存しているのを初めて見ました)

THE器用貧乏なので、何者なの?何ができるの?何がやりたいの?と言われる機会が年齢に比例して増えるのは宿命ですし、内心面倒だなと思ってますが(すみません)、企業・事業自体を多角的に見えるようになる、単純に面白いなど、幅広くやれることのメリットも一定あったので、今では感謝しています。

(ここら辺の話はめちゃくちゃ長くなる and 需要があるのか不明なので端折ります)

今何してるの?

現在進行形でフリーランスをしています。

器用貧乏らしく(?)マーケを中心にしつつ、PR・事業開発・経営企画・CS立ち上げ、その他もろもろ・・・と、幅広くやらせてもらえています。

正社員をやりながらという期間をノーカウントするとあっという間に3年が経過し、有難いことに本当に多くのご縁をいただけた結果、これまでご一緒した企業は40社を超えました。

社数が正義だとは思いませんが、多くの出会いがあったことと、自分の知見が少なからず役立ったことにとても嬉しく思います。

どこに行くの?何するの?

12月から広告代理店に行くことにしました。(まだ入社前なのでバイネームは避けます)

役割としては、クライアントの事業におけるDX化のコンサルティング等を中心に手がけるポジションです。

詳細が気になる方はぜひ聞いてくださいませ。

こんな自分のわんぱくキャリアを面白がってくださった内定先の懐の広さには、本当に感謝しています。

なぜこの選択を?

決断要素としては、より大きなプロジェクトに携わりたい(ベンチャーを歩んできたので)、右脳寄りのアプローチを思考してみたい(ポジション故にロジックで戦ってきたので)、という二つが大きいかと思います。

正社員になることで稼ぎは減りますし(現時点比較で半額くらいになるかと)、今まで経験してきた企業群と規模感が違うので、カルチャー的に慣れないこともあると思いますが、まぁこれも人生経験かなと。

どうしてこのタイミングに?

今しかない選択だろうな、と思ったからです。

実は1年ほど前から今後どうしていくかな…という迷いを漠然と抱えていました。

正社員時代と比べたらはるかに稼げていますし、朝起きる時間などもその日にMTGが入っていなければ自由。(故に、生活が不規則になってしまうことも多々)

いやぁフリーってほんとに自分に向いてる働き方やな〜とは思ってました。(不規則は良くない)

その反面、今後5年、10年スパンで考えた時に、本当にこのままでいいのかな?と。

おそらくこのままフリーランスを続けていても、2~3年くらいは同じペースで稼げて生きていけるんだろうな….というなんとなくの感覚はあるんですが。

じゃあ、その先は?どうするの?と。

また当初、起業も視野に入れてフリーランスを始めていたので、いくつか良い線だなと思うプロダクトアイデアが浮かんだこともあり、VCの方などに壁打ちさせていただく日々も経験したものの、色々重なってポシャってしまった + 嬉しいことに案件は増え続け、休みなしに働き続ける日々があれよあれよと続いていました。

(その結果、体重が増加し続けています、、、という話も需要がないので端折りますpart.2)

実際、現在進行形でわかりやすいくらいに労働集約型の働き方をしているので、キャパも稼ぎも一定の頭打ちを感じています。

(もはや、法人化した方が圧倒的に税金対策になるはず)

そして、実際経験してみて思ったんですが、フリーランスっていつでもできるんですよね。3年後でも5年後でも選択できうる働き方。こういう点に気づけたのは、一旦経てみて本当によかったなと思っています。

しかしながら、上記の代理店でのキャリアは29歳の今を逃した場合、同じく選択できるのか?を考えると、ゼロではないにしろ、これから年齢に応じて難易度が格段に上がるんだろうなと。

力の蓄え時として今が最適なのかもな、と思いました。

正社員以外の選択は考えた?

考えました。ただ結論としては、覚悟が足りなかったのだと思っています。

どこかに就職しないことを考えると、自分の場合にありうるのはフリーランスを続けるか、起業かなと思っていまして。

方向性としては3通りかなと考えていました。

1. フリーランスとしての単価を上げる
2. 既存事業で会社を起こし、人を雇用する
3. プロダクトを開発して、労働集約から卒業する

1は相当頑張ればあるのかもしれないのですが、実際今でもそんなに低い金額ではないため、クライアントを選ぶことになる、そして、”THE器用貧乏”(何度目)の自分の場合、このまま30代半ばなどになったタイミングで相当悩むことになるな…というイメージが湧きました。

おそらくこのまま続けていても、需要自体が完全になくなることはないんですけどね。

嬉しいことに、これからも継続してほしいとの声をもいただけていますし、人材活用スキームとして副業人材をアサインするのは企業目線ではかなり手っ取り早い。

その点、これまでやってきたことを実績として、単価はそのままくらいに固定した受託の動きを続けること自体は可能だと思っています。

ただ、圧倒的に差別化しうる実績・スキルセットがある、そもそも需要が枯渇しないポジションで戦えているなどであれば話が違うかもしれないですが、アウトプットのクオリティが同等程度であれば、これからフリーランス人材は増え続けるはずなので、専門性を磨きまくったプロ人材の参入に苦しむことになりそうかな、と。

例えば、20代後半の敏腕マーケターと35歳の自分、40歳の自分がいた場合、前者の方が安ければ自分でもそちらに発注するよな〜と思いますし。

うまく単価を上げ、件数を減らす。そのことで工数バランスを安定させれば、QOLも少しは上がるでしょうし、いいのでは?とも思うものの、自分の方向性を定めつつやらないとただただ無目的に案件を受け続け、心身がすり減っていく。

そこは、本当に心底熱中する案件のみに絞って受けるなど、基準を設ければ良いのかもしれないですね。

自分の場合、どこまでやれるものだろうか?と極限まで案件を受け続けるチャレンジをして、結果、すり減りまくっていきました。

また最終的には、回り回ってやっぱりフリーランスっていつでもできてしまう。なので今やり続けなくてもいいのでは?と結論づけています。

2も頑張れば小規模組織にはできるかもしれません。今受けている案件をベースに型化・ナレッジ化、営業手法確立…(以下省略)と、やるべきTODOのイメージも湧きますし(経営、事業責任者レイヤーにいた時に実際やってますし)、それこそ自分のようなフリーランスを束ねてもいいはず。

ただ、今の自分には単に気持ちが乗りませんでした。

やってもいない身が上記のようなことを偉そうに言うのはかなり失礼で、覚悟を持って社長業をしている方は本当に尊敬しています。

また、自身が経営する会社に社員を雇う経験しているかしてないかで、人としての格が相当違ってくるんだろうな….と、ここ1年ほど具体的に考えてみて、改めて心底思うようになりました。

実際そういった友人・知人の姿を見て、本当にすごいな…と感化されるばかりです。

最後の3。こちらは「うまくいかなかった・ポシャった」と少し前述しましたが、継続しなければ意味がないことも頭では分かっています。

全てを投げ打ってやるほどの覚悟がなかったというのが正直なところです。

ここは既存のフリーのラインで頑張りつつ、キャッシュエンジン的に考えていくこともあり得たと思っています。

ただ、今はチャレンジの覚悟が持てるまで、持てるくらいの諸々が揃うタイミングまで、広い世界を見て力を蓄えようと思いました。

フリーランスってどうだった?メリデメは?

今思うものを列挙してみようと思います。

■メリット
– 発注元があるなら正社員よりかは稼げると思います
(土日に働く・一日に働く時間を増やすなど時間に上限がないから、無駄な手間を省き抑えるべきポイントに集中できるから、案件を複数受けられるから)

– 同時多発的かつ客観的に複数社に関われるため、ナレッジは溜まりやすいと思います
(精神と時の部屋?ドラゴンボール読んだことないので間違ってたらすみません)

– 同時にネットワークが広がります
(比較として正しいのか分かりませんが、営業やってた時、経営レイヤーにいた時以上に広がったように思います。これはYOUTRUSTのおかげかもしれません)

– 良い意味でも悪い意味でも自分次第ですし、アクションが跳ね返ってきます
(なので、他責にする余地がなく清々しいです)

– 人間関係のしがらみなど、負の部分を受けにくくなると思います
(アウトプットベースの契約であれば尚更、よって合わなければ辞めるという判断がしやすい)

– 時間が自由です、朝遅く起きても怒られません
(MTGがない限り)

– 本当に人に恵まれているんだなということを、これでもかと実感します
(正社員よりも尚実感するはず)

■デメリット
– 社会的立場はやはり低くなると思います
(自分は感じませんでしたが、某ライフイベントを迎えた友人からの伝聞)

– 不規則な生活になる人が多いと思います
(保ててる人ほんとすごい)

– 労働集約には限界が来ますし、突き詰めすぎると日々が仕事で埋まります
(近頃は完全にこの状態でした)

– 意外と不安定ではなかったものの、不安は常に付き纏います
(雇いやすさ・切りやすさが比例しますので)

– 体調崩すとドミノ倒しで死んでいきます
(リスケと謝罪の連続、熱が出て午後からダウンとかの際は本当に申し訳ございませんでした…)

– 税金どうにかならないですかね
(フリーランスの税金安くするだけでも活躍する人材メチャ増えそうなものですが、短絡的すぎますかね)

– 書類管理など本当に面倒です
(3年経っても計画的に行えない確定申告は3月の一大イベント)

また、下記18年度(始めたて)、19年度(1年経過時)にフリーランスの感想をメモ的に書いていたようです。(そんなに思うこと変わってないな)

>> 正社員フリーランスをしてみて。
>> 1ヶ月フリーランスをしてみて思ったこと。

その他何かあれば書く

と、足早に書いてみましたが、あるあるのワードを使わせていただくと、人生選んだ道を正しくするしかないので、今回の選択も悔いなきよう努めたいと思います。

これまでご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました。

立場は変わりますが、引き続き尽力いたしますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

正社員フリーランスをしてみて。

子供の頃、意味もなく憧れていた芸能人がおりまして。それが「木梨憲武」と「所ジョージ」だったんですよね。

何故かを一言で言えば、それは”マルチ”だから。お笑い(?)という枠組みを取っ払って、色々やってて楽しそうだなと。イキイキしてる姿がめちゃかっこいいなこの人たちって。(ちょっと生きてる世界が違いすぎる例えかもしれませんが)

実際に自分も働くのであれば、一つの職場に身を置くのつまらんなーと。漠然と思っていました。

とはいえ、新卒のペーペーかつベンチャーの忙しさに揉まれていたところ、そんな願望もどっかに見失いかけましたが。

って下手くそな前置きを書きましたが、現在正社員フリーランスをしていまして。なんとなくあの時想像していた理想に近づきつつあります。

一つのところで結果を出しやがれ!って感じかもしれませんが。はい、すみません。(その点、副業OKしてくれてる会社様、本当にありがとうございます。といった感じです。)

昨年よりフリーランスでの活動はしていたし、その前もちょこちょこ副業で支援するなどはありましたが、割と本格的に正社員しながらフリーランスをした際の実感値を記録として書いておきたいと思います。

■メリット

・お金は貯まります
これはもう圧倒的かなと。まだ自分の相場感がわかってないのですが、正社員+交通費などを加味した分を上乗せしたくらいにするのが一般的とどこかで読みました。

やっぱり、お金がないと心がしんどくなるじゃないですか。圧倒的に余裕がなくなるし。(その結果、恋愛に失敗したケースの経験もあるので)

そういった状況に陥らないように保てるのは本当にありがたいですね。

またリアルな話、短期的な引っ越し資金、中期的な起業資金に充てようと思っている反面、このメリットは本当に助かります。

・色々なツールがいじれます
自分はマーケ・PRの案件をいただくことが多いですが、基本的な概念が一緒であっても企業ごとに使用ツールが違かったりするのが面白いですね。

例えば、MAツール一つとってもSalesforce入れてたり、hubspotだったり、KAIGANだったり…。

このツールってどう?という相談事にも乗れる回数が増えることもあり、結果として役立てる面が広がっていく感覚は純粋に嬉しいです。

・個社ごとの課題、注力ポイントが見えてきます
業種・業態が近すぎるところは受けないようにしていますが、今までIT畑の経験しかない分、使うことのなかったであろう頭を使う経験ができてるなーと思います。

・いつ辞めてもいいと思えてきます
辞めたいけれど、経済的にきついから仕方なく続ける…。という状況が無くなりますね。

あれですよ?いつでも投げ出してやる〜!とか思ってるわけではないですよ?

・他社の成功パターンを活かせます
一度経験してうまくいったことが自分の中でパターンとして蓄積されていくので、同じ局面の課題にぶち当たった時の対処スピードがめちゃくちゃ上がります。

・n倍速の経験をする結果、スキルがより身につきます
同じ業務であっても、n社n様の状況で対策するので、より太いスキルが身についているなというのがメリットですね。

また、正直そこまで得意ではない…という業務であってもやらざるを得ない場合が出てくるので、結果として経験値はすごくついたなと思います。

・結果としてネットワークが広がります
単純に業務を通して関わる人の幅が広がりますね。飲みに行ったりもしますし。

人脈を求めてさまよい歩く人がすごく苦手なんですが(言う必要ない)、仕事を通して結果として人脈になるというプロセスは気持ち良いですよね。

■デメリット

・自由時間は減ります
これは結構覚悟した方が良いですね。

土日も仕事しますし、飲み会は極力減らした方が良いと思います。(何社から受けるかによりますが)

・体調崩すと死にます
これが最大に怖い…。体調崩すと全ての企業に迷惑をかけることになるので、睡眠時間は削っても6時間は必ず寝ましょう。

・税金が高いです
高い。

と、あくまでもメモ書きでだいぶ粗いかもしれませんが。

より貢献できるよう努力するのみですね。尽力します。

1ヶ月フリーランスをしてみて思ったこと。

以前しれっと書きましたが、9末を持ってスタートアップを退職してまして。今業務委託を4つ受けしながら生活している、いわばフリーランスをしてるんですが。

(退職に至ったいきさつ、そして本音はいつか笑い話としてどこかに書きたい…と思っているので精一杯頑張らねば)(もし聞きたい方がいればお茶でもしましょう)

という話はさておき、これまで正社員でどこかに属しながら副業として業務委託をする経験はいくつかあったものの、完全に業務委託のみで生活するのは初めてでして。

諸先輩方から様々アドバイスはいただいていたのですが、結論やっぱり体感しないとわからんなーと思うことが多かったので、ここ1ヶ月で思ったことを備忘録的に書きたいと思います。(なんと急展開)

下記、メリデメ形式です。

メリット

手続きはそんなに面倒ではない

申請の諸々など結構めんどいのかな…と思いきや、そんなに大変じゃなかったです。

業務委託登録も、税務署に一枚提出するだけだし。(これは本当にあっという間すぎて拍子抜け)

とはいえ税金やっぱ高いなぁ…。正社員の安定感すごい(ってのはデメリットか)。

やっぱり時間が自由に使える

めちゃんこ朝が弱い自分としては、定刻の出社時間がないのは本当に助かりますね。出社時間考えなければすぐさま仕事にとりかかれますし。

反面、突発的に夜に対応することもありますが、夕方などに集中力のピークがくるタイプなのでだいぶ好都合ではあるなと。

生活リズムを整えることに対しては、一定の胆力が必要です(っていうこれもデメリット)。

出社しなくてよいのは楽チン

今受けている案件が運良くフルリモート案件なんですよね。

めっちゃ楽です。寝癖ついててもよいし、例えば荷物も受け取り放題。

慣れてくると、出社する意味自体がだんだんとわからなくなってくるくらいの感覚。とはいえ、人と話してた方が楽しいなどもあるので、適当に友人とビデオつなぎながら働くくらいがちょうど良かったり。

ただ、家から出なさすぎて気分転換しにくい。ので、時たま散歩するなどするとこれまたちょうど良いですね。ランチだけ友人とするとか。

自分の市場価値を把握できる

前職を辞めることになって、いろいろと話を聞きに行きましたが、自分がどのくらいの日給・時給で通用するものなのか、そもそも求められているのかを改めて客観的な把握ができるいい機会でした。

超絶当たり前な話、やっぱりスペシャリストである方がフリーランスには向いてますよね。求職者側がアピールしやすいのもあるし、企業側として業務を切り出しやすく、価値を把握しやすいので。

とはいえ、ジェネラリストである自分でも、やろうと思えば一定ラインいけるんだなーという感覚も得ました。

その分結構な何でも屋さんになるので、雑務もこなす前提ですし、企業のフェーズは選んだ方がよいですが。(職種で切り分けず、垣根を曖昧にいろいろやってほしいフェーズのベンチャーなどであれば相性がよいかと)

つながりの重要さをこれでもかと感じる

今回、結果として2週間弱くらいで業務委託の案件を2つ決めたのですが、知り合いのつてに本当に助けられたんですよね。(本当に感謝しかない…)

1社はパソナキャリアのインターン時代からずっとお世話になっている先輩の企業ですし、もう1社は大学時代にひょんなキッカケで知り合った友人のベンチャーですし。

この2つを早めに決められたので、心理的安全性が保たれた中でその期間を過ごすことができました。本当にありがとうございますm(_ _)m

Wantedlyなどでも副業・業務委託で絞れたり、様々探す方法はあると思うんですが、やっぱり知人経由が一番効率が良いように感じます。お互いの人となりを知ってますし、既に信頼が構築されている状況なので。

その点、もしサービスを活用して探すのであれば、youtrustがオススメです。

https://youtrust.jp/

共通の友人がいる前提で案件の相談ができますし、サービスのUIもすごく良い。自分自身もyoutrust経由で沢山の素敵な出会いがありました。

使い始めた頃からだいぶユーザーが増えてる感じもするし、いつの間にか細かな改善が多々なされているかつ、創業者の方もものすごくいい方ですし…もう最高ですね。(陰ながらですがめっちゃ応援してます)

って、メリット書きながらデメリットも含んでいたように感じますが、続いてデメリットをば。

デメリット

インプットめっちゃ減る

これはほんっっっっっとうに圧倒的に感じましたね。

本、ネットから学び続けることはもちろんできるんですが、コミュニケーションから生まれるもの、協働することで生まれるものが一切なくなったといいますか。(リモートワークだからというのもあると思います)

そういえば、学生時代にお世話になっていた土屋鞄にて、ブランディングを一人で請け負っていたハイパーなパイセンは、空き時間があれば海外記事をこれでもかってくらいインプットしてたしな…。(Webマーケ界隈は海外が半年~1年半進んでいると言われています)

あの姿勢の重要性をここ1ヶ月とてつもなく強く感じてます。(もちろん常に大事にはしていますが)

自由に過ごしすぎる罪悪感

割と融通が利いてしまうこともあり、ゆるーいんですよね。もう圧倒的な自由。出社しなくても良いことが大きいのかもしれないですが。

メリットではありつつ、最初は慣れませんでした。カフェとか行けばいいと思うんですが、机も椅子も購入してしまったので、今は自宅が一番作業効率がよい。

こんな感じで。

とはいえ、これは時間とやることを区切って自律させれば済むハナシなので、慣れてくれば逆に最高です。この時間までには終わらしてジム行く!!!的な。

成長実感の圧倒的欠如

ベンチャーでガツガツやってた反動からなのか、学歴至上主義の偏差値教育に育て上げられたからなのか、26歳にしてこのままでいいのか俺は…というなんとも罪悪感な気持ちになってしまうことがあります。

(正解なんてなくて、生きたいように生きるべきなのはわかってるんですが)

別に実感がなければ成長していないわけではないにしろ、刺激自体は相当減ったなといった感覚です。

おそらく26歳にしてはそこそこいい経験をしてきましたし、様々な業務ができるようにはなったんですが、このスキルでずっと戦っていくのはちょっとしんどすぎるなと。短期的には良いんですが。(これは次に書く”スケール”のハナシに繋がります)

というか、おそらくフィードバックループが回らんことが大きそうな気もする。

スケールに限界が見えた

現状、週3程度で働き、それ以外はいろんな人に会ったり、自分のことをしたり…といった”THEモラトリアム”な期間を過ごしているんですが。(ありがとうございます。大好物ですモラトリアム)

例えば、フルフルで稼ごうとした時のだいたいの金額がもう見えてしまっているんですよね。結局同じ相場で1人月分をフル稼働した際、だいたい現状×nだなーといった感じが。

稼ぎたいからフリーランスになろう!ってそもそも思ってなかったんですが、やっぱりどのくらいまで行けるんだろうかって少しは思うじゃないですか。(これまで培ってきた上昇志向によるものかもしれない)

その天井が既に見えてしまっている感じ、モチベーションの保てなさがなかなかしんどい。

今はいいんでしょうけど、おそらく3年後くらいに年収の天井がきて、それからはそのままのラインをキープする or 下がるの2択になるだろうな…というのはよくあるハナシですが、その周辺の感覚を実感値として得ることができました。

とはいえ、だいぶ器用貧乏なキャリアを歩んできているからってのもあるんでしょうけどね。希少性の高い分野など一つを突き詰めた方であれば、稼ぐのはだいぶ容易いはず。(なので、エンジニアがフリーになる流れがものすごくわかります)

なんとも言えない不安感

逆につながりが薄くなりすぎると結構不安になるんですね。これは自由の代償なんでしょうか。

社会的立場が低いことで困るタイミング、例えば引っ越し、家を買うなどはまだ来てないんですが、常にどこか不安な状態が続いてます。

これまた、まだぶつかってない壁ですが、今受けている案件もいつまで続けられるんだろうか…と思うタイミングも来そうですし(自分と同じスキル・クオリティで仕事する、自分より安い人材が出てきたらそちらに移りますしね)。

あとは単純に風邪を引いた時、精神的にしんどいです。(今もちょっと治りかけなんですが)

そんなこんなで色々と書きましたが、、、

結論、「今すぐありつきたかった働き方なはずが、いつでもできてしまう働き方」だなーと。うーん、なんともアンビバレント。

5年後でも、10年後でも、いつでもやろうと思えばやれる。だったら、今からやりたい!というか、待つ意味あるの?って思うじゃないですか。だって自由であればあるほどよいですし。

自分もそう思いましたし、パラレルワークは常にしたいなと思っていたので、これまた「えいや!」で始めてみたんですよね。

でも、もう少しタイミングと目的を精査してやるべきだったかなと。例えば下記など。

・子育てしなきゃいけない
・地方で生きる
・期間を定めて起業する前提で資金を集める
・独立した方が圧倒的メリットがあるというラインまで突き詰めた

(”企業に属して作る売り上げ×3倍”を個人で作れるようになることが目安ってよく言いますね)

って、だいぶありがちな例ですが、確かに上記であれば本当に適していると思います。

その点、自分の場合、再度フリーをする機会があるとしたら、起業前提に準備を進めながら生活費を稼ぐタイミングになりそうです。

ただ、このタイミングで経験できたこと自体、めっちゃよかったですね…。(自分の経験としてもよかったですし、フリーをやっている方への尊敬といった意味でも。)

いや、一つを極めて戦ってるフリーの皆様方、ほんとすげえ…。

と、まとめ方がわからなくなったので、このくらいで。(ほんの少しでも参考になれば嬉しい限りです…フリーに憧れている若手ビジネスマンの皆々様方)

じゃあ今後どうするの?ってハナシですが、一旦は上記を続けさせてもらいつつ、ゆっくり転職活動を進められればなーと。とはいえ10月から進めていたので、もう少しで決めそうですが。

(今お世話になっている企業に対して感謝しかないですね…)(副業自体は続けていきたいので、土日の時間を使って手伝い続けられたらよいな)

これまたしれっと宣伝ですが、うちとかどう?みたいなありがたいご提案があらば、ぜひご連絡くださいませ。(図々しくてすみません)

(と言いつつ、起業の準備もすすめます)

最後に、ここ1ヶ月間ほどで委託のハナシも踏まえてお話しさせていただいた皆様。本当にありがとうございました。迷いが多々ある中でしたが、親身に相談にのっていただけて感謝しかないです。

少し足早になりましたが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。