記録的に各作品に対する5段階評価+メモを残しておきます。
2024年は50本。少ないな…。
2023年版はこちら。
1. MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
★★★★☆
よくできたプロットだこと。低予算邦画のお手本のような作品だったな。
プレゼンのシーンは笑った。
2. もっと超越した所へ。
★★☆☆☆
菊池風磨が最も美しく見える謎。
3. ある男
★★★☆☆
もし劇場で見てたら、もろもろの意味を考えすぎてしばらく立てない作品だったな…。
妻夫木君、喋らない演技が素晴らしかったです。
(原作未読なので、読まないと理解が追い付かない部分が多々あったな)
4. 渇水
★★★☆☆
①街全体の天候要因による渇水、②水を止めるという作業による物理的な渇水、③主人公・登場人物たちの心の渇水というトリプルミーニングだったのか。いいタイトルだ。
生田斗真・磯村勇斗のキャスティングがぴったりすぎたのと、生田斗真の渇き切った男性役が似合いすぎていた。
けれど、一番すごいなと思ったのは、しっかり者のお姉さん役を演じていた、山崎七海という女優さん。あの眼差しには大女優になる予感がする。
5. 線は、僕を描く
★★★★☆
こんなに劇中歌、主題歌を邪魔だと思ったのは久しぶり。
江口洋介の元気一杯キャラも久しぶり。
6. 劇場版めんたいぴりり
★★☆☆☆
その偉業をもっと称えられるべき方をフォーカスしてる分、半端なエンタメに昇華してほしくなかったな…。
7. ロ・ギワン
★★★☆☆
脱北移民の状況がシンプルにわかりやすく描かれてたので、自然と入り込めた。
主演の方、ヴィンチェンツォには全く見えないハマり役だったな。
8. 隣人X 疑惑の彼女
★★☆☆☆
週刊誌出版社のリアルを感じられるという点では見てよかったな、と。
誰しもが他人だし、他人である誰かと急に他人でなくなる関係性をテーマとしたのは素晴らしいけれど、にしてはもっと言及してほしかった。中途半端で残念。
9. パレード
★★☆☆☆
超ありきたり。売れ線の俳優集めました!感。
そして、タイトルの意味もわからなかった。”パレード”と題したもう一つの邦画(藤原竜也主演)の方が数倍良かった。
10. 正欲
★★★☆☆
決して誰にも理解されないと思っていたことに対し、深く共感し合えることの素晴らしさ。その奇跡を羨ましく思いました。
普通を強制される生きづらさ。黒か白かではないということを痛感させられるいい作品でした。
世の中、分かる・分からないのみではない、「なんとなく分かる」だけでもいいんだろうな。
11. BLUE GIANT
★★★★☆
音が聴こえる漫画原作をよく映画化できたな~というところにまずは感動しました。とてもいい演出。明かされるタイトルの意味。構成も完璧でした。
絶対に映画館で観るべきだった。
12. 恋する寄生虫
★★☆☆☆
小松奈菜の美貌任せ。
13. 聖闘士星矢 The Beginning
★☆☆☆☆
よくもこんな作品を公開しようと思ったな…。
14. 走れ! T校バスケット部
★★★★☆
色々と無茶がある設定だけど、何故かジーンとくる温かい作品でした。
15. 最後まで行く
★★★☆☆
これまた、狂った映画だこと。
冒頭の無駄な説明を一切省いて始まったのはとてもいいと思った。
16. ウェディング・ハイ
★★★☆☆
好きか嫌いかはさておき、オムニバス群像劇×コメディタッチの作品を撮りたいぞ!といった時の教科書的な構成だった。
結婚式を開きたくない勢としても、裏方のなんとなくの仕組みとかうかがえるのはよかったかな。
17. 総理の夫
★★★☆☆
最後の10分のためにあえてポンコツに見せる映画、結構好きなんですが、それにしてもポンコツすぎないか?
中谷美紀ってこんなに美しいのね….。
18. わたし達はおとな
★★★☆☆
リアルすぎて観ていてしんどかった。
この世のクズ大学生男子の醜さを凝縮したような男が出てきて、ただただキツかった。
19. 左様なら今晩は
★☆☆☆☆
久保ちゃんファン以外、観る意味がないのでは?
というか、どう観ればいいのか謎な映画だった。
20. すばらしき世界
★★★★☆
これぞ、役所広司という作品。
反社や障害という符号で判断してしまう社会と、その当事者の良さを知る身内のコントラストはよくあるけど、わざとらしくなく温かな作品に仕上がっている点がかなり好きでした。
詳らかには書けないけれど、彼と目が合うシーンがとてもよくて、ちょっとうるっとしてしまったな。
21. クレイジークルーズ
★★☆☆☆
何のひねりもない。残念。
主演の二人の美貌と、いい人に関するくだりへの共感でなんとか全部観られた。
22. アキラとあきら
★★★☆☆
弟くんの件で、今後の展開が読めてしまったのは残念。
とはいえ、2時間で胸が熱くなれるのは、映画の価値だよな…と。モチベがなくなったら、とりあえず池井戸潤作品を観るというのは何よりの特効薬なのかもしれない。
銀行に対して全くいいイメージを持ってなかったけれど、就活生の皆様がこれを観たら、バンカーに憧れる方が増えそうだね。
23. ブルーアワーにぶっ飛ばす
★★☆☆☆
田舎から東京に帰るエンディングが1番よかったのでは?と思うくらいあまり印象に残らなかったのだけど、
ダサい自分も愛せるようになることの素晴らしさ、いつかは必ず死が訪れることを忘れてはならないという戒めを思い起こさせてくれた点では観てよかった。
24. そばかす
★★★☆☆
キャストの皆さんそれぞれ演技派で観てて心地よかった。
社会的に容認されにくい考え方、世代間ギャップの描き方が自然で好みでした。
25. 破戒
★★★☆☆
矢本悠馬の役、カッコ良すぎないか…?
父からの教え、葛藤を風で表すのは少し安易に感じたけれど、とりあえず間宮祥太朗のような顔立ちの先生がいたら、当時モテモテだったろうな。
26. わたしの魔境
★★☆☆☆
観ておく価値のある作品だと思う。知識として。
とはいえ、様々織り交ぜた構成ゆえに、どのように観ればいいのかがいまいちピンと来なかったな。
27. ゴジラ-1.0
★★★★☆
戦後、0になった日本を−に突き落とす、というコンセプトがとても秀逸だなと。
下記思ったこと。
・ゴジラが人を咥えるのを初めて見たな
・展開はえー
・敷島って大和って意味があり、日本の象徴的な意味合いで名付けたんだろうな。とてもいい
・ちょい役にところどころ有名俳優がいて笑う
・山田裕貴ハマり役すぎる、という全員いい
・神木くんが戸惑うとどうしても、るろうに剣心を思い出してしまう
・CGすごいなーと思いつつ、ぶら下がってるのおもろすぎ
・浜辺美波、もう大好き。一生観てたい
・ゴジラであってもマスコミのクズさは表現されるのね
・そういや、和風ダンケルクみたいなシーンあったな
・ラストの展開が全部読めてしまったのがちょっと残念
・エンドロール時のサウンドの迫力がとてもよかった
28. シティーハンター
★★★☆☆
劇中で登場したもっこりソングも自分で考えてたり、履いてるパンツも実際に自分で購入したものから選んでたりと、原作愛が凄まじすぎて、鈴木亮平に感服せざるを得ない作品。
29. シャイロックの子供たち
★★★☆☆
実はすべてわかってるんだよ~道化師の振りするよ~みたいな役ほんと多いな阿部サダヲ
30. カラオケ行こ!
★★★★☆
合唱部のみんな、いいやつすぎるよな。
31. 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-
★★★☆☆
可もなく不可もなく。
漫画のオムニバス感というか、とてつもない登場人物の多さを演者が必死に再現しようとしてるのは素敵なのでは?と。
32. 怪物の木こり
★★☆☆☆
BGMのような作品。駄作だよね。
俳優が勿体無いよ。
33. FALL/フォール
★★☆☆☆
スマホで見ても終始手汗をかいてた分、劇場で観たら汗びっしょりだったかもしれん。
自ら馬鹿なチャレンジを始めた割に、その締め方はどうなの?って笑ってしまったよ。
34. #マンホール
★☆☆☆☆
胸糞。
35. ブラックベリー
★★★☆☆
テーマにしてはとても観やすい構成でよかった。
失敗が連鎖していく状況がとてもリアルで、ジョブズ系の作品と合わせて観るとより立体的に時代感を理解できそう。
36. ゴールデンカムイ
★★☆☆☆
どこもかしこも山崎賢人
37. キングダム 運命の炎
★★★☆☆
杏が想像以上にフィットしてたな。
38. Gメン
★★☆☆☆
吉岡里帆目当てで観たけど、エンドロールが最もよかった。
39. 俺物語!!
★★★☆☆
★1.0の作品だけど、
永野芽郁パワーで+★1.0
鈴木亮平の役者魂で+★1.0
40. 架空OL日記
★★★★☆
どうやって収拾させるんだろ、と思っていたけれどナチュラルすぎて流石はバカリズムだった。
そして、会話がリアル。OL経験ないから分からないけれど。
41. 夜明けのすべて
★★★★☆
なんと優しい作品…。
42. 町田くんの世界
★★★☆☆
無思考で観られる意味でいい作品。
にしても、前田敦子と高畑充希の存在感。
自然と目がいく女優さんだなと。
43. 野球部に花束を
★★★★☆
なんだか少しうるっとしてしまった。
こんな贅沢な小沢仁志の使い方を初めて見るし、主題歌が電気グルーヴなのはずるい。
当時、授業を爆睡しながらも頑張ってた野球部の友人達を思い出して、こんな青春だったのか…と羨ましく思う反面、学業によく食らいついてたな…と尊敬の念で一杯になった。
44. 地獄の花園
★★☆☆☆
よくあるハチャメチャ系な邦画作品。
5分毎に次の展開が予想できてしまって、むしろ無思考で垂れ流すにはちょうどよかった。
演技派からそうではないポンコツの方まで様々だけど、永野芽郁ちゃんが可愛いのでなんだか丸く収まってる感すらします。
45. そして僕は途方に暮れる
★★☆☆☆
関係性をリセットしたくなる症候群というか、そういった感覚に共感しなくもないのだけれど、そのことにより家族の絆が、、、と描くにはちょいと無理やり感があったのかな~と思ったり、最後の展開も、あ、それで終わりなの?という感想でしかないのは残念だったな。
でも、なんといっても、父親役にトヨエツはずるいね。笑顔のトヨエツが観れるだけでいいよ。
46. ビューティフル・ゲーム
★★★☆☆
まず、ホームレスサッカーという競技が本当に存在すること、そしてその世界大会があること。
その認知度を上げる役目として機能しすぎているし、とても意義のある作品だと思った。
演出とかほんと、ほんっと雑で、こんなんでいいのか?ってくらい粗いのだけど、それが逆に感動を呼ぶというか、むしろ作り込ま図に演者と場面の雰囲気で示すことが正解になることって本当にあるんだな、と思わせてくれた点で結構貴重な作品だった。
その点、映画好きを名乗っている方ほど観てほしい作品かもしれない。
いいな、人生で一度でいいから現地観戦したい。ホームレス・ワールドカップ。
にしても日本の取り扱いが雑すぎて笑う。
47. ミッシング
★★★★☆
2年かけて娘の失踪を諦める母の物語。
ちょっと、本当にとてつもない。久々に心が抉られるような作品だった。
心の何処かでは完全に諦めつつ、ビラ配りをやめるという選択は、一生訪れない。救いがない。
石原さとみの神演技を活かすためなのか、中村倫也の落ち着いた面持ちがさらに主人公の葛藤を浮き彫りにしていた。
自分も旦那さんと同じタイミングで泣きました。
48. 夜、鳥たちが啼く
★★☆☆☆
アイドル時代の福田麻貴が唄う楽曲のタイトルが常にちらつきました
それでは聴いてください
つぼみ大革命で「いつキスすんねん」
49. 怪物
★★★★☆
怪物だーれだ
その印象的なフレーズが、観ている時も観た後も、常に突きつけられているんだな。と思いました。
50. 【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)
★★★★☆
良くも悪くも邦画だなぁという演出はあれど、原作より良かった。
その上、歌がいいし、キャストもいい。
もうちょっと観よう…。