学生時代からずっとやりたいな…。と思っていた「高知で龍馬に想いを馳せる」をようやく実現しました。
備忘録としていくつか書いておきます。つらつらつらと。
とにかくカツオ
どこに行っても、とにかくカツオですね。カツオのたたき。
どこでも売ってるかつ、その場で焼いていることも多々。いわゆる”藁焼き”ってやつです。
そして、これまためちゃくちゃ美味でした…。完全にハマってしまった。(龍馬伝でも坂本家の食卓にカツオが並ぶシーン、何回かありましたね)(郷士家庭なら一般的だったのかな?)
どことなく温かみを感じた
高知県はキャッチコピーとして、「高知家」と銘打ってるんですよね。
https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/
つまり、高知県は”大きな一つの家族”であると。
そのことも関係しているのか(?)、店の人、町の人に活気があり、なおかつ優しい気がしました。
東京から来たと言うだけで、大変だったねー!よく来たね高知に。と言ってくれたり。
知らない方だけど温かくされるのって、いいものだな。
安兵衛って、とてつもなくおいしい
前の職場が恵比寿だったこともあり、ずっと行ってみたかった餃子屋が「えびすの安兵衛」で。
その本店が高知にあったので、行ってみました。
結論、めっちゃおいしい!!!
高知餃子特有(?)の薄皮ぱりぱりで、いくらでもイケてしまう魔物でした。
“安兵衛といえば”という、やかんビールももちろん注文。
付け合わせで頼んだニラ玉(生のニラと卵黄を混ぜて食べるやつ)と、細切りピーマンも最高。
あんなに細切りにしているのもすごいけれど、苦みを全く感じずに食べれる鮮度の良さが素晴らしい…。
日曜市にも野菜が多く並んでいたけれど、海にも山にも恵まれた県なんだなと再認識しました。
坂本龍馬はやっぱりかっこいい
そして、メインイベントの龍馬。
龍馬は人思いで優しく育つ中、幼少期に母を亡くし、剣術の道に勤しむものの、江戸出張で黒船に遭遇。
自分にとって何が大事なのかがだんだんとぼやけてくる。そんな中で今度は父を亡くす。
龍馬伝でいうと、第七話に値するところですね。(以前書いていました)
家族もので涙腺が緩みやすい方は、「龍馬伝第七話」を観るといいと思う。
龍馬伝では、父を亡くす回で家族に夢を語るシーンがあって。龍馬の行く末を心配する家族を桂浜に招いて宣言するんですね。船で世界一周するぞと。
実際桂浜に降り立ってみて、その光景がありありと思い浮かんでしまい、ひたすらジーンときました(語彙力)
なんだか意識の高い大学生みたいですが、自分と重ね合わせて想うことが多々ありましたね。
龍馬は、28で脱藩しているんです。
今自分が27なのですが、家族を巻き込むほどの重罪を犯してまで、国のことを考えた志の高さと行動力に、改めて打ちひしがれるといいますか。
自分の身一つで新時代に飛び込んでいった彼の人生に想いを馳せる中、自分も必ずや追随したいなと。(差し出がましいことも承知の上で)
龍馬は28歳で脱藩か…。志の高さとその生き様に倣いたい。
12:母を亡くす
19:江戸で黒船に遭遇
21:父を亡くす
24:北辰一刀流の目録を受理
27:土佐勤王党結成
28:脱藩、勝海舟を師に
30:西郷隆盛と出会う
31:亀山社中設立
32:薩長同盟締結
33:海援隊結成、船中八策起草、大政奉還勅許、死去 pic.twitter.com/1qXNZ7XDjT— 原口 遼 (@ryoharaguchi) May 5, 2019
彼が詠んだとされる句を胸に、一日一日を実直に過ごしていかねば。と、襟を正していきたいと思います。
世の人は われをなにとも いはゞいへ わがなすことは われのみぞしる
日本を今一度せんたく致し申し候
改革を「洗濯」と表現するセンス。脱帽ですね。