別解というワードを呪いのように感じる今日この頃。
というのも、日々のクライアントワークで求められることであり、現職である勤め先のHPには「クリエイティビティで、この社会に別解を」との文言が並んでいたり。
様々に方法論はあるのだろうけど、やはり考え抜くというシンプルなところを貫け、貫いたところに希望がある!(大げさ)
人それぞれのアイデアを組み合わせることで導かれるのである!
という未だ根性論的な考え方も根強い気がしてまして(うちの会社がそうというわけではない)、
その点、ふと手に取った本にかなりスッキリとまとめられていたので、ご紹介します。
じげん社長・平尾さんの書籍です。
別解は三つのやり方でできていると彼は言います。
図示すると下記。(本文中の図を簡易的に示しています、クオリティは目をつむりましょう)
このあたりに関して一般的な企業は、
・オリジナリティを出すためには、個性豊かなメンバー各自の自分らしさをぶつけ合いコラボレーションを生み出すことが重要だ!よって、多様な人材を採用するぞ!
・過去事例の綿密なリサーチを踏まえて、自社ドメインにあったものを取捨選択し、成功確度を上げていくぞ!
などのムーブがあるあるかなと思うのですが、ここに「別のやり方」を組み合わせる必要があるよ、というのはまさしくその通りだなと。
と、いうことを実践してきた先駆者が今をときめく起業家というわけですね。
(ネットショッピングはモール型という時流の最中、SMB向けにショップ型で攻めた古巣・BASEのことをまず思いました。尊敬でしかないですし、素晴らしい職場でした。恵まれた環境だったことを今更深々と思い出されます。)(脱線するので止めます)
ただ、この別のやり方で正しいことをするという矛盾を超えるのがなかなかのハードルかつ、何某かのクリエイティビティが必要なのでは?と思いがちなところ、著書内では別のやり方を考えるためのヒントが31個載っていたりします。
気になる方はぜひに。
(ちなみに本書の著者印税は、社会起業家の発掘・支援のほか、NPO法人等に寄付されるとのこと。素敵ですね。)