この「ミュージック」は、ボーカルの山口一郎さん曰く、これからのサカナクションの方向性・立ち位置、自分たちはどこに向かっていくのかということを、証明する一曲らしい。
個人的に、ものすごく好きな曲です。歌詞も耳触りもいい。
この曲のある部分にいつもうおおおおっとテンションが上がってしまうんですよね。それが下記。
痛みや傷や嘘に慣れた僕らの言葉は
疲れた川面 浮かび流れ
君が住む町で
と、
消えた
消えた
(カワハナガレル)
の間に正確に刻まれる四拍分の空白。
町でーーーいえーーい (トンっトンっトンっトンっ) 消えた
みたいな。わかりますかね?(わからないですね、笑)
動画でご確認いただく場合はこちら(1分40秒あたり)
どのくらいの気持ち良さなのかという程度が伝わらないと思うので、他の例を紹介。
それは、映画「セッション」のラストシーンで主人公が鬼教師フレッチャーに復讐され、極限まで追い詰められた中で立ち向かう意志を感じる場面。
(*完全なるネタバレをします、まだこの映画を観てない方はすみません)
最後に主人公が決死の覚悟で繰り出す「Caravan」の冒頭シーン。
その「Caravan…….3!、4!」という合図とその後にビシッと決まるコントラバス。
この場面の堪え難い気持ちよさと冒頭のサカナクションは、どこか通ずる気がしています。
セッションといえば、そろそろデミアン・チャゼル監督の最新作「ラ・ラ・ランド」が上映しますね。もう超絶観たい。海外の映画祭でも賞を総なめですね。
エマ・ストーンはなぜこんなにも綺麗なんだろう…。
夢をみていた
コピーも素敵すぎますね。
以上、どうでもいい、映画と音楽好きの戯言でした。