最近ハマりました。DADARAYの「誰かがキスをした」。
歌声も曲調もメロディもよいんですが、なんといってもMVのセクシーさ。
数十秒の、女性の悲しい妄想を映像にしました。
彼と暮らす部屋を彩る予定だった花束が、彼と浮気相手のキスシーンを彩るという皮肉。
現実にはせず、妄想にしたのは、より切なくなると思ったからです。
性根がわるいですね。
上記は本MVを担当した岡田文章監督のコメント。
悲しくて悔しくて投げつけられた花びらが、まるで浮気相手との幸せをお祝いしているようで。思わずグッときました。
今すぐここに来て
私を奪って あなたは奪えない
女性の想いを象徴する上記の歌詞と相反するMVの表情もとってもよいですね。それこそ「お幸せに」と言わんばかりな。
楽曲提供はゲス極の川谷絵音なんですよね。そしてベースもゲスの極み(以下略)の休日課長。もうスーパー才能豊かだなこの人たち。なんなんだ。
特にこのバンドは、ベースが重厚かつさりげなく曲を支えている印象。ボーカルの声が特段高いこともあり、休日課長のテクったベースの音色がなければ成立しないでしょうね。
個人的にはボーカル・REISのエキゾチックな顔立ちも好み。この正統派ではないし、どタイプでもないけれど(趙主観)なぜか惹かれてしまう感じ。
ちなみに、DADARAY結成後、2局目にできたのがこの曲だそう。
同じく川谷絵音がやっているバンド、indigo la Endの「夏夜のマジック」という曲がとっても好きだったんですが、どことなく同じような雰囲気かもしれません。
一度でいいからライブで聴いてみたいな…。