恥ずかしながら存じ上げていなかったんですが、めちゃよいなと思ったサービスがこちら。
企業側が用意したお題に対し、ユーザーが生活者視点でアイデアを出すというサービス。
(ちなみに、ブラボー!ではないんですね。ブラボ!です)
最近CMプロモーションも打ってた”ごはんとたべるシチュー”も、このBlabo!を通して生まれた商品らしい。(下記)
https://housefoods.jp/products/special/stewonrice/index.html
代表の坂田さんは消費財マーケティング出身で、当時勤めていた企業の生活者に向いていないマーケティングの現状、売れ残って廃棄されていく商品の数々に課題感をもって立ち上げたそう。
https://bnl.media/2017/04/blabo-sakata.html
(ひょんなことでお会いすることがありましたが、スーパーイケメンかつ聡明な方でした…)
生活者との共創で、ずれのないマーケティングをしていくというサービス路線がそもそもよいなーと思っていたんですが、このBlabo!でアイデアを出し合っているユーザーに対して金銭的メリットなどはないらしく。
まさに「モチベーション3.0」的なコミュニティが構築されていることがとても新鮮でした。(クラウドソーシング業界にいた身としては尚更)
今ではロッテ、ライオン、ハウス食品などの飲食・消費財メーカーや、IT系、地方自治体からこぞって依頼が来ているとのこと。10数名の企業でここまでナショクラとお付き合いできているのは純粋にすごいですよね。
そんな代表の坂田さんの著書が下記。
2Cの現場において、「企業の強み」と「生活者の本音」の重なり部分を活かして課題解決をしたケーススタディが数多く収録。
USJなど、割と有名どころで馴染み深いものも多いので読みやすいかと。事例を幅広く知りたい企画担当・マーケ担当の方は特によいかもです。