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そして、猿の惑星へ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F:_%E8%81%96%E6%88%A6%E8%A8%98

昨日、観てきました。「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」。

歴代の中では、マット・リーヴス監督の手掛けた本シリーズが一番はまったかもしれないです。

とはいえ、昔のは昔のでいいんですけどね。ハリボテの猿が人間を囲み、人間が発狂するというそのヒステリックな映像の狂気さに興奮する系として成立していたなと。

本シリーズでは映像もほんっとうにリアル。どちらかというと脚本自体が面白くて(特に一作目「創世記(ジェネシス)」)、また主人公のシーザーのイケメンっぷりに脱帽する楽しさがありました。

シリーズ完結ということで、これを機にちょっと振り返って感想を書いておこうかなと。

猿の惑星:創世記(ジェネシス)Rise of the Planet of the Apes


あらすじはウィキペディア先生をご参照くださいまし。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F:_%E5%89%B5%E4%B8%96%E8%A8%98

知能を持ったエイプ達の戦い方が秀逸で、非常にお手本的なところにその知能の高さを感じさせます。

また、子供を守りたいから、おじいさんが暴力振るわれそうだからなど、知能を持ったエイプが取る行動の発端がとても愛情に満ちていて、一貫して”彼らは全く非がない”という撮り方が、人間をこれでもかと皮肉っていて個人的には最高。ほんと最高。(監督のこだわりを感じました)

シーザーが育った家を想って、あの窓のマークを書くシーンもよいし、幼少期のシーザーを映す際、窓を象徴的に撮っていて好きです。(オリに入れられてからのシーザーの態度変容は、観ていて心苦しいものがありますが….。)

エンドロールの意味の吹き込み方もしゃれてる。なかなかに完成度が高い作品だなぁと久々に観ても思います。(2011年の作品なんですね!大学入学した年か…そんな古いとは)

ちなみに、ジェネシス(創世記)とは、天地創造から始まる、ユダヤ教・キリスト教の最初の聖典を指すんですよね。こういう副題の引っ張り方は結構タイプ。

主演のジェームズ・フランコとシーザーの間に芽生える愛情(友情?)が、次回作までしっかりと引き継がれているところもポイントですね。

ヒロインどっかで見たことあるな、と思ったら「スラムドックミリオネア」だった。

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BC&rlz=1C1CHBD_jaJP755JP755&stick=H4sIAAAAAAAAAONgFuLSz9U3SCqpTDOtUgKzTXIycpLytISyk6300zJzcsGEVXJicckjRl9ugZc_7glLuUxac_Iaox0XFkVCGlxsrnklmSWVQnJcfFJIxmswSPFwIfF5AGORa-V-AAAA&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjIhbas0ZzXAhVGH5QKHYplBz4Q_AUICigB&biw=1163&bih=536

猿の惑星:新世紀(ライジング)Dawn of the Planet of the Apes

あらすじは下記に。

舞台は「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の10年後。アンディ・サーキス演じる猿のヒーロー、シーザーの先導により、遺伝子進化した猿は増加し人類の存亡を脅かしていた。地球の制圧権をかけた猿と人類の本格的戦いが、想像を絶するスケールと迫力で描かれる!

本作では、シーザーの関わる共同体が家族という最小単位から、部族というわりかし大きな単位まで広がっているんですね。なので、偏見とコミュニティの話としてもすごく楽しめると思います。

人間と違うところは、シーザー率いるエイプたちは、種族全体を家族という共同体として考えている点、率いる難易度が上がりまくりで大変だろうな、と。(家族という単位はあるものの、実質シーザーが全てを見ているわけで)

ましてや、知能を持ったエイプとはいえ、”サル”であることは変わりないので、子供が増えていくスピードも本能的に早いはず。とすると、なおさら統率が難しい。(知能が上がったことでどうにかなってるんだろうか、ここの詳細は余白なので想像あるのみ)

展開としては割と既視感溢れる、仲間割れ→一旦ピンチに陥る→リベンジしてハッピーエンド…とはならないんですね。そして、ここでハッピーエンドにならないのがこの作品の面白さだったりします。最新作ではないので言ってしまうと「The war already has begun.」なわけです。

人間側主人公(名前忘れた)とシーザーの間に友情が芽生える中、お互いがお互いを慮り「君の方こそ逃げろ」と言い合うシーンはちょっとジーンと来ましたね。お互いに共存を望みつつもどうにもならない状況を憂いあっている関係性。とてもきれいでした。(シーザーのおでこって絶妙に平べったくて、こつんってしやすそうだな。)

また、前作の引用の仕方がステキ。そして、ここでは悪者でしかなかったコバも次回作につながる重要なポイントになります。(全体的に、前作の引継ぎ方がとても上手なシリーズなんですね)

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)War for the Planet of the Apes

地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりがついにクライマックスを迎える。カリスマ的な主人公のシーザーが、リーダーとしての使命感と家族を奪われた復讐心の狭間で葛藤するドラマを核にした映像世界には、観る者の胸を締めつけるエモーションが息づく。果たして未来を切り開く“希望の地”へたどり着くのは猿か、それとも人類か。誰もが知っている結末の、誰も知らなかった壮絶なドラマが遂に明かされる。

もう少し全面戦争感を期待していた点、ちょっと拍子抜けしちゃいましたね。

ひたすら憎しみにかられ、抜け出せない闇の中を彷徨うシーザーにフォーカスがあたりすぎて、グレートウォーとはただただ名ばかりじゃないかなと。

とはいえ、憎しみに駆られるということは、シーザーがより人間的な良心の持ち方、思考をするようになったことの証明。彼の成長軸からしたら興味深かったりもしました。

ただ、おまっ、それ殺されるでしょ!そのシーン!!おいっ!と思わず叫びたくなるシーザーが、これでもかと殺されずにいる点も少しばかり冗長に感じました。なんなら観客はシーンを無駄に想像すぎて余計にハラハラしたはず(狙いなのであればどハマりしたし、心臓バクバクだった)

(そういった野蛮な殺し方をしない=”聖”戦記といったところなんですかね?)(いや、まぁシーザーという伝説のエイプがいて、エイプの未来を守り抜くために懸命に戦ったという事実を記したこの作品自体が聖戦記ってことですよね、すみません)

しかしながら、今回人間が陥る症状のロジックは好きです。知能が発達するエイプとは対照的に、知能が退化していく人類という逆さまの構図。なるほどなぁと。(どんな症状なのかはネタバレにつき割愛)

あとは、オープニングが洒落てましたね。Rise、Dawn、それぞれの文字の当てはめ方。赤文字と黄文字の有効活用。センスあるなーと思いました。そして、ノヴァちゃんがひたすらかわいくて、バットエイプが無駄におしゃれだった。(あのキャラを新登場させた判断がすごい)

大佐役の方、これまたどこかで見たなーと思っていたら「グランド・イリュージョン」でした。

総括として、個人的には一作目が一番好きでした。間延びもせずよくあそこまでプロットを作り込んだものだなと。新薬研究が発端となる作品は多いですが(例えば、バイオハザード)、そこまで現実離れもしすぎていなかったのが、逆にリアリティがあって怖かったですね。

結局のところ、猿の惑星となるんですが(大ネタバレ)(しかしそういう作品なので…)、彼らの惑星となったとしても、教育が生まれ、科学技術が生まれ、猿の数(人口ではなく猿口?)が増えていき、部族が分かれ、国となり…という流れを歩むのだとしたら、その起点起点で彼らの身体的特徴にも変化が生まれ、結局は二足歩行のホモサピエンスに近づいていくのでは(?)と思うんですが、どうなんですかね(詳しい人に聞いてみたい)

余談ですが、二作目でゲイリー・オールドマンが使っているiPadが、今観てもなかなかに古くて、ちょっくらノスタルジックなんですよね。

ただ、あの避難自治区で唯一残っていたのが最新のものではなく、バージョン古めな旧iPadだった、ないしはあのバージョンが好きであえて使っていた(これは分かりにくすぎて無いと思うけど)という意味合いにもとれるので、発売してから5年くらいのスパンにあるIT機器は、こういった作品には有用だなと。(戦争物なども)

「ファウンダー」を観た後は、マックの味が違って感じるかもですね。

観てきました。「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」。

IT起業家界隈のTwitterで、盛り上がってるやつですね。

あらすじは下記に。

1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店があった。合理的な流れ作の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいくーー。

ひっじょうにエキサイティングでした…。かなり面白かった。タイトルが秀逸。

成功の足がかりを掴んだのが、なんと52歳のことだったというのは、本当に驚きというか、あきらめずに人生を走り続けることの重要性を物語っていますね。(そういえば、ケンタッキーのカーネル・サンダースも起業も65歳だったな)(おじさまたちほんとすごい)

そして、マクドナルド兄弟、マクドナルド一号店と出会う前、彼は昼間セールスマンをしつつ、夜はピアニストだったとのこと。すさまじい。(ナイトクラブで演奏し、地元ラジオ曲の人気音楽番組も担当していたらしい)(ほんとすごいなこのおっちゃん)

そんな”創業者”・レイ・クロックを演じたのはあのマイケルキートン。

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彼はやはり、真顔の演技が素晴らしいですね。まさに迫真。(無意識にバードマンを思い出しました)

後の妻となるジョアンを演じたリンダ・カーデリー二。美人だったなぁ…。

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マクドナルドではなく、彼女のことも奪ってしまうレイ・クロックはまさしく正真正銘の野心家だったんですね。なんというアメリカンドリーム。

また、マクドナルド兄弟との確執は、少しばかり「ソーシャル・ネットワーク」を彷彿とさせます。

有名な自伝「成功はゴミ箱の中に」では語られることのなかった争いの部分も多く映されているため、主人公に対して羨望と反発といった複雑な思いを抱きつつ、面白く鑑賞できるはず。

ビジネスも恋愛(?)も、人生は兎角”結果が全て”と言われるものですが、その名を誰しも知るハンバーガーチェーン「マクドナルド」の成功プロセスは、総じて非常に見応えがありました。

まぁ、本作から知り得る教訓も、やはり”結果が全て”という事実だったんですけどね。笑

(恋愛も結果が全てというのは、SHE IS SUMMERの「あれからの話だけど」を聴くと共感できるかもですね)(下記をご参照くださいませ)

夏の始まりとSHE IS SUMMER。

マックのMマークが、本当はMではなくゴールデン・アーチだったということに驚く方も多いかと。(およ、という方は、本作で確認してください)(それよりか、レイ・クロックがマクドナルドという名称に惹かれすぎていて笑いましたけど)

これから本作を鑑賞される方は、午前に観てランチにマックに行ってみるってのもよいかもですね。(ランチして観るのはいいけれど眠くなりそう)(かつ、観てから食べた方が振り返れていい気がする)

(マックで働かれている人は、上司から本作を観ろ!とか言われるんだろうか)

ビジネスやりたい!というものの、なかなかビジネス本等を読む癖付けができていない学生くんなどは、特に観てみることをおすすめします。

やはり、良質な映画から学ぶことは多い。

余談ですが、本作のパンフレットデザインがすごくかわいいので、気になる方はぜひ買ってみてくださいね。

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」に感じる、人生のままならなさと希望。

YEBISU GARDEN CINENAにて鑑賞。

この劇場、かなりいいですね。座り心地が格別によいし、上映している作品のセンスも素晴らしい。

ましてや、施設内がしゃれおつ。かなりデート向きだな…。(また行きたいので、誰か一緒に行きましょう)

ようやく観ました。

本年度アカデミー賞脚本賞、主演男優賞受賞の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」。

かなり言語化しにくいというか、正直まとまってないですが、せっかくなので感想でも。(ネタバレしないよう頑張る)

(しかし、相当にネタバレして話したい作品なので、観た方はぜひお茶でもしましょう)

あらすじは下記を参照。

ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公が、兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく―。

ん?どうして「マンチェスター」ではなく「マンチェスター・バイ・ザ・シー」なん?と、思う方も多いはず(多分)

(そのままだと、海沿いの街・マンチェスターだしな。)

こちら実は、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が町の正式名称らしい。

マンチェスター・バイ・ザ・シー (Manchester-by-the-Sea)、または単にマンチェスター (Manchester) とは、アメリカ合衆国のマサチューセッツ州エセックス郡ケープアン(英語版)に位置する町である。景色のいい浜辺や景勝地で知られる。2010年のアメリカ合衆国国勢調査によると人口は5,136人だった[1]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC

(上記を知らずに観たため、あれ、イギリス?アメリカ?と脳が混乱しまくっていた)(お気をつけあれ)

主人公がここまで幾重にも、そして、静かに葛藤している作品は初めてかもしれない。

全てが優しくて、いちいち沁みてしまう作品でしたね。主人公のその姿勢に共感しかしなかった。

そんな作風の中で、クスッと笑えるシーンを入れるのは本当にずるい。そのコントラストが絶妙によい。(友人宅でお母さんと話が続かないシーンとか)

とりあえず、ケイシー・アフレック、イケメンすぎないか…。お兄ちゃんよりも確実にイケメン。

(母が勝手にイケメンイケメン盛り上がっていたけれど、ようやく納得できた)

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%BC+%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiGprDv3LrUAhVBrpQKHSV7B80Q_AUICigB&biw=1440&bih=776

最初、この作品の主演はマット・デイモンがやるはずだったらしいけれど、実際に観てしまうと彼であってよかった!!!と思える作品。彼しかありえない。

罪を咎められることさえも許されないという、計り知れないほどの苦悩を抱えるものの、つべこべ騒がずに背中で語るその佇まい。相当グッときました。

瓶ビールを飲む、その何気ない仕草すらかっこよく映ってしまう。(鑑賞後、思わず東急ストアでカールスバーグ買いました)

そしてなんといっても、元妻と再会するシーンのあの苦悶とした表情。。。。その芝居に思わず打ちのめされる方も多いはず。(予告編に映っているからネタバレではないはず)

本作の舞台である、マンチェスター・バイ・ザ・シーの薄靄かかったような冬景色は、主人公の心理状態を表しているんでしょうね。

とはいえ、田舎×アメリカの男性ってどうしてこうも暴力的なんだろう。(おーい!と思うシーンも多い)

また、お兄ちゃん役のカイル・チャンドラーがかなりよい。

最近だと「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で主人公を追い詰めるFBI役が印象的かなー。やさしさがこれでもか、とにじみ出た顔。今回の役どころにもぴったりとマッチ。

今年で51歳。ダンディやな。

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AB+%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj2_faK3brUAhXFEpQKHcqoBMkQ_AUICigB&biw=1440&bih=776

真に深すぎる傷は、きっと癒えることがない。忘れ去ることなんてもってのほか。

だからこそ、主人公はあの日からずっと苦悩している。思わず自殺を選びたくなるほどに。

しかし、背負ってしまった罪を無理に忘れようする必要はなく、どん底に落ちたと感じている時でも、希望は湧いてくる。

甥(=自分の命よりも大事なもの)を弟に託すという決断。

そのことで、主人公は救われるんですね。

甥との関係性が深まるにつれ、主人公の心にもひとずじの光が差す。劇的な変化はないものの、少しずつ前に進んでいく。

心温まるような優しい映像・音楽と、表情一つで演じ切れてしまう素晴らしい演者で、上記テーマを綺麗ごとにすることなく描ききっている点。

その一つ一つがいたって人間らしく(人間臭く)、リアリティがあって、心が解れる感覚でした。

そりゃ、脚本賞とりますわ。笑

(こういった人生のままならなさを描いた作品は好みですね。)

にしても、これほどネタバレができない作品も久しぶり。彼がマンチェスター・バイ・ザ・シーに住めないその理由。

許すことも責めることもできず、人生で一番といって良いほどに重いその理由。(まさかの同語反復、笑)

真相はぜひご覧あれ。

「お前が遊びにくる」

このセリフがよかった。

そしてラストシーン、かなり印象深かったな。