2023の振り返り

新年、完全に明けてしまっていますが、記録に残しておくのは大事ですよね。

そういうコンセプトで始めたブログだったりするので。

(あけおめです)

マウスピース矯正を始めてみた

ずっと気になっていた、oh my teethを始めてみました。

そこまで気にしていなかったものの、仄かに出ている前歯とお別れするために。

残り1~2か月で終わる予定です。

UXがなかなかよかったりするので、完了次第別途記事にしようと思います。

最高のホテルはやはり途轍もなかった

22年にもお世話になったリッツカールトンですが、今年はその中でも最高峰と呼び声の高い、日光に泊まってみました。

チェックインからチェックアウトまで、おもてなしが散りばめられている最高の体験。

これは事業開発担当だったり、マーケターだったりする皆様は一度行くべきかもしれないですね。

UXの参考になるポイントがありそう。

また、サウナが素晴らしく良い。特に一人ずつ寝そべって入れる水風呂が最高でした。

人生で初めてまとまったボーナスをもらった

今までほとんどが年俸制のベンチャー企業であったことと、あったとしても数十万程度だったことがあり、そのインパクトにびっくりしました。

(これは確かに調子に乗る方がいるのも納得。トレンディなドラマの世界で見てきてはいたものの、初めて実感しました)

ただ、現在の勤め先はボーナスが夏の1回のみであることと、提示している給与額全体に対してボーナスが占める割合が高すぎるのはやめてほしい…。

離職しにくくしている感があるけど。

大企業に慣れてきた

昨年の12月で3年目の年になりました。

カルチャーも働き方も何もかもが違いすぎて、入った当初は本当にきつかったけれど何とかやれています。

当初経験したいと思っていたことも大方楽しめた感覚があるので、今年はよりリラックスして過ごしたいなと。

転職なども視野に入れたい。

青森・岩手に行ってみた

日本全国の都道府県を制覇したいと豪語してるんですが、東北ってそういえば行ってないなと思ったので、ふと飛んでみました。

ひたすら名物料理を食べた記憶だけど、次回は弘前城の桜景色とかチャレンジしたいな。

泊まれるサウナに泊まってみた

とってもよかった施設を二つ置いておきます。

HOTEL MAZARIUM | まざる、うむ、はじまりのホテル
Boutique Sauna ARCH|東京・神楽坂

やっぱり太った

結構運動してるんですけどね。。。

すべての原因は、そう。酒です。2024年に反省を生かしていきたい。

シーズンチケットを購入してフロンターレを応援するようになった

ホーム・アウェイ合わせて40試合ほど現地で観戦しました。

2023シーズンは怪我人も多く、序盤の低調ぶりも相まって惜しい順位でしたが、今年こそは挽回してくれることを期待しています。

キックボクシングを始めてみた

ずっと気になってたんですが、ようやく始めてみました。

結果、超楽しいです。下半期は週4~5くらいで脚を振り上げていました。(本業が暇なタイミングも相まって)

試合に出たいというよりかは、運動したい・痩せたいが強いですが、2024年はもっと上達できるように頑張ります。

と、ざざっとした振り返りでした。今年も楽しむぞ。うぇいよ。

頭のいい人が話す前に考えていること

基本的なこともあれど、日頃から意識できないことや改めてそうだよなーと思わせてくれる戒めが多くあり、かなり良書でした。

下記、忘れないようにメモっておきたい一節たち。

「怒っているとき」は、頭が悪くなる
怒りや恐怖など強い感情にとらわれると、愚かな行動に走りやすい。

そんな時、冷静になって思考力を回復する、つまり頭をよくする時間は6秒。反応せずにまずは6秒間待つべき。

「頭の良さは他者の認識が決める」
コミュニケーションの主体は自分ではなく、相手にあるため、どれだけ優れたアイデアでも他社に伝わらなければ、そのアイデアは存在しなかったことになる。

仏教の禅僧、イスラム教のスーフィ教徒、タルムードのラビなどの神秘家の公案に、「無人の山中で木が倒れたとき、音はするか」との問いがある。今日われわれは、答えが「否」であることを知っている。音波は発生する。だが音を感じるものがいなければ、音はしない。音は知覚されることによって音となる。ここにいう音こそ、コミュニケーションである。この答えは目新しくない。神秘家たちも知っていた。「誰も聞かなければ、音はない」と答えていた。
この昔からの答えが、今日重要な意味を持つ。
コミュニケーションが成立させるものは、受け手である。コミュニケーションの内容が発する者、すなわちコミュニケーターではない。彼は発するだけである。聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。意味のない音波しかない。
『マネジメント[エッセンシャル版]基本と原則』より

頭のいい人は論破しない、人ではなく課題と闘う
頭のいい人は、議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある、本質的な課題を見極めようとする。

人はちゃんと考えてくれる人を信頼する。ちゃんと考えて話すというのは、”相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像して話す”ということ。

頭のいい人は”賢いふり”ではなく”知らないふり”をする
知識は披露するのではなく、だれかのために使って初めて知性となる。そのため、簡単にアドバイスしない、意見を言わない、とにかく相手に話してもらうことが重要。

話し出す前に”本当に相手のためになるのか?”と立ち止まることで、知識を披露したいだけ、ただ言いたいだけの自分に気づくことができる。

承認欲求をコントロールできる者がコミュニケーションの強者になれる
自分の承認欲求は抑制し、他者の承認欲求を満たすことができれば、「コミュニケーションの強者」となることが可能。

最も影響力のあった政治家の一人、田中角栄は秘書から支持者にカネを配るとき、下記のように言ったが、その真意は「候補者の自尊心を傷つけずにカネを渡す」ことが大事。

「いいか、きみが候補者にカネをくれてやるなんて気持ちが露かけらでもあれば必ず顔色に出る。そうすれば相手は百倍、千倍にも感じる。百万、二百万を届けたところで一銭の値打ちもなくなるんだ」
田中が金権政治の権化のようにいわれながらも、憎めないキャラクターと見なされるゆえんであろう。
服部龍二著『田中角栄 昭和の光と闇』より

成り立ちを知ることで客観視につながる
成り立ちを知ることは、深く考えるための足掛かりになり、人と違うアイデアや深い議論を生み出す。

e.g. 終身雇用:もともと「国・企業が労働者の生活を保障する」という、長期雇用の慣行が国全体に広まり、それに戦後に引き継がれた。そして高度成長の原動力の一つになっている。

米国政府が公開する構造化面接における質問5パターン
導入質問①:”過去に行った行動”についての質問「直面した状況にどのように対応したか?」
 └意図:将来の行動を最もよく予測するのは、同じような状況下での過去の行動

導入質問②:”仮定の状況判断”に基づく質問「仮に~このような状況に置かれたとしたら、どのようにしますか?」
 └意図:人の意図は実際の行動と密接に結びついている

深堀質問①:状況(シチュエーション)に関する質問「そのとき、どのような状況でしたか?」

深堀質問②:行動(アクション)に関する質問「そのとき、何をしましたか?」

深堀質問③:成果に関する質問「行動の結果、どのような変化がありましたか?」「何か現場で反発はありましたか?」

アンガーマネジメント

最近、些細なことで怒りっぽくなってきたなと思うことが多々あり、つい自分に嫌気がさす日々なのですが。

(そして、頑固だなと思っていた親父に似てきている感じがして、それはどことなくエモーショナルな感覚も交じってくる)(が、しかしそれはまた別の話)

ちょっと気になっていた「アンガーマネジメント」に関する本を読んでみました。

当たり前すぎるだろうということも含みつつ、方法論など、覚えておくとよいかもなと思うものがあったので、メモを残しておきます。

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・前提として、「私は、「誰か」や「何か」によって怒らされているのではなく、私は自分で「怒る」を選んでいる」と気づくことが重要。

・怒りに振り回されがちな人が足りていないのとしては、「自分だけではなく相手や周りも含め、トータルで考えた場合に、その怒りは損か、得か」という視点。

・怒りを目的達成に生かし、人生にとって有意義な方向に向けることを考えることが重要であり、それが「アンガーマネジメント」である。

・「なぜ自分は怒るのか?」の原因を徹底して追及するより、「自分は怒りをコントロールしてどのようになりたいのか?」を思い描くことが重要。

■アンガーマネジメントで利用できるテクニック

ミラクルデイ・エクササイズ
怒りをコントロールして自分の思うように感情を表現し、上手にコミュニケーションをとれたとして、その日はどのような日になるのかを想像する方法。下記の問いに対して通常運転の日との差分を具体的にイメージする。

Q1 誰が最初に自分の変化に気づくか
Q2 その人は自分のどのようなことに気づくか
Q3 その人はなぜ自分の変化に気づくか
Q4 その人は自分になんて言ってくるか
Q5 他には誰が自分の変化に気づくか
Q6 その人たちはどのようなことに気づくか
Q7 なぜその人たちは自分の変化に気づくか
Q8 変化に気づいたら、自分になんと声をかけてくるか
Q9 自分自身は自分にどんな変化に気づくか
Q10 自分の感情面ではどんな変化があるか、どのような感情を持っているか
Q11 自分の行動面ではどんな変化があるか、それはどのような行動か
Q12 自分にとって理想の日を10段階の10とすると、今日は何段階にいるか
Q13 どうしてそのように思うのか
Q14 自分の理想の日に最も近い日があったら、それは10段階のうち何段階か
Q15 その日は何をしていたか
Q16 誰と一緒にいたか
Q17 その人は自分のことをどう思っていたか

24時間アクトカーム
実際の生活の中で、「感情はどのようであったとしても、表面的にはとにかく24時間穏やかにふるまう」という方法。自分が怒らないと周囲はこんな反応をするのか、ということを実際に体感することが目的。

ストップシンキング
文字通りすべての思考を止めること。怒りの感情のもとになる出来事の意味づけや、思考そのものを停止すること。

ディレイテクニック
怒りの反応を遅らせること。例えば、怒りを感じた瞬間、何も考えずに深くゆっくり深呼吸をする。あるいはカウントバックとして100から3ずつ引いていく逆算を頭の中でする(100,97,94…)。とにかく頭の中をちょっと手のかかる計算で埋めることがポイント。

コーピングマントラ
コーピングは「対処」、マントラは「呪文」。怒りを感じた時に自分の中で言葉を唱えることで自分を落ち着かせる方法。

グラウンディング
意識を「今」、「この場所」に釘付けにするテクニック。例えば、手に持っているペンを真剣に観察している間、イライラを感じた過去や、怒りを晴らしてやろうと思う未来にはいかなくなることで、怒りの意識を薄くしていく。

タイムアウト
退却戦略として、今いる場所からしばらく離れて頭を冷やす。ルールとして、タイムアウトをする際は、まずは相手にタイムアウトをとることを伝える、そして一定の時間を置いたら戻ってくることを約束し、戻ってきた後に議論の続きをする約束をする。

スケールテクニック
怒りの強さを自分なりに測ってみる。例えばレベル3なら対処法としてこれをする、レベル7ならこれをするといったように。

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その他、アンガーログといった怒りの感情を紙に書きだすことも効果的とのこと。

自己流の対処法を身に着けられるように頑張ろう。



今回参考にした本はこちら。