月別アーカイブ: 2018年4月

私の言葉で誰かがキスをした

最近ハマりました。DADARAYの「誰かがキスをした」。

歌声も曲調もメロディもよいんですが、なんといってもMVのセクシーさ。

数十秒の、女性の悲しい妄想を映像にしました。
彼と暮らす部屋を彩る予定だった花束が、彼と浮気相手のキスシーンを彩るという皮肉。
現実にはせず、妄想にしたのは、より切なくなると思ったからです。
性根がわるいですね。

上記は本MVを担当した岡田文章監督のコメント。

悲しくて悔しくて投げつけられた花びらが、まるで浮気相手との幸せをお祝いしているようで。思わずグッときました。

今すぐここに来て
私を奪って あなたは奪えない

女性の想いを象徴する上記の歌詞と相反するMVの表情もとってもよいですね。それこそ「お幸せに」と言わんばかりな。

楽曲提供はゲス極の川谷絵音なんですよね。そしてベースもゲスの極み(以下略)の休日課長。もうスーパー才能豊かだなこの人たち。なんなんだ。

特にこのバンドは、ベースが重厚かつさりげなく曲を支えている印象。ボーカルの声が特段高いこともあり、休日課長のテクったベースの音色がなければ成立しないでしょうね。

個人的にはボーカル・REISのエキゾチックな顔立ちも好み。この正統派ではないし、どタイプでもないけれど(趙主観)なぜか惹かれてしまう感じ。

ちなみに、DADARAY結成後、2局目にできたのがこの曲だそう。

同じく川谷絵音がやっているバンド、indigo la Endの「夏夜のマジック」という曲がとっても好きだったんですが、どことなく同じような雰囲気かもしれません。

https://indigolaend.com/

一度でいいからライブで聴いてみたいな…。

https://dadaray.com/

月がきれいなことに対するハードルの高さ

月を見るとついついテンションが上がってしまう質なんですよ(唐突すぎる)。

思わず見惚れてしんみりする人間かつ、見ながら歩いて人に当たることもあったりします。(すません)(相手はスマホを見ている)

ってのは置いておいて、漱石先生のせいで、月がきれいってすごく言いにくくなってるんじゃないかなって。そんなこと思いませんか?(あれ、自分だけかもしれない)

I love you.を「月がきれいですね。」と訳すなんて…。どこまでも本質を掴んでいたんだこの人は…。love₌愛はお互いを見つめることではなくて、一緒の方向(つまり、月)を見ることですからね。

ってことを、今日のきれいな満月を見ていてふと思いました。

それだけ。