月別アーカイブ: 2017年2月

家族もので涙腺が緩みやすい方は、「龍馬伝第七話」を観るといいと思う。

(おそらく、号泣するはずなので。)

龍馬伝」は、福山雅治主演のNHK大河ドラマ。

龍馬と深い親交があったという同じ土佐藩出身の岩崎弥太郎(三菱財閥創業者)を香川照之が演じており、他にもなかなかに豪華なキャストで展開されてたような。

Wikipedia先生は下記。
* 龍馬伝 – Wikipedia

放映は2010年ということで、自分はちょうど浪人生(龍馬も浪人とか言いたいわけではない)。日曜の20:00からは必ずテレビの前でスタンバイするくらいにはドはまりしてました。(同じく金曜の22:00も絶対に観るようにしてた)(作品名はなんでしょう)

SPECっすね)

この作品は、チーフ演出を大友啓史が務めているのが大きなポイント。(映画「るろうに剣心」のヒットで、日本のアクションに再度火を灯したといわれる監督です)

最近の作品だと小栗旬の「ミュージアム」。これから上映される作品だと「3月のライオン」の監督を務めますね。

(ちなみに「3月のライオン」だと、後編の主題歌で藤原さくらがスピッツ先生の「春の歌」をカバーするとのことで、どんなテイストに仕上がるのかが気になっている)

この監督の映像は、演者同士の交錯した想いであったり、スリル溢れる緊迫感が、映像全体からひしひしと伝わってくるので、個人的にかなり好きなんですが、やはりそれ相応に結構ハードな撮り方らしく。下記はWikipedia先生より。

芝居が終わってもカットを掛けない、10分超え当たり前の長廻し、現場への台本持ち込み禁止といった、キャスト・スタッフの緊張感を高める演出も行なわれた

大友監督×NHKだと「ハゲタカ」、「白洲次郎」とか。ハゲタカを初めて観た時は確か高校1年生とかで、かなり重厚な経済ドラマ(投資ファンドの買収劇)にも関わらず、これめちゃ面白いやん!って感じだったのを思い出す。

バルクセール(保有債権のまとめ売り)ないしは、ゴールデンパラシュート(高額な退職金)など用語の意味が全く分からないのにあそこまで食いついてみられたのは、映像自体の見応えによるところが大きかったんだと思う。

(大森南朋ってかっこいいな、と思ったのはこの作品だった)(しかし、主演の柴田恭兵の肌が汚すぎて、毎回深刻な表情とともに映るドアップに母親が文句言ってたな)

前置き長いすね。すみません。

本題を振り返ると、龍馬伝第七話「遥かなるヌーヨーカ」がおすすめというハナシです。はい。

あらすじを簡単に書くと、龍馬が千葉道場の剣術修行から15ヶ月ぶりに実家に帰ってきて、家族一同揃って龍馬おかえりムード。しかし、実は龍馬不在のうちに龍馬のお父さんの八平(なんと故・児玉清が演じている!)が心臓を患っていて、もう長くないという状況。

龍馬は、剣術を鍛えることに重きを置いて江戸に上ったわけなんですが、そこで偶然見かけることになる「黒船」の存在が頭から離れず、今後の自身の道に少し迷いを憶えているんですね。そんな龍馬を見て、病床の八平が、遺言ともとれるような下記の言葉を伝えます。

…龍馬。わしに構うな。おまんは剣を振り、書を読み。侍が己を磨き、高めよういう気持ちを忘れたら生きておる値打ちは、無いぜよ
…この世に生まれたからには、己の命を使い切らんといかん!使い切って、生涯を終えるがじゃ
…おまんは、一回りも二回りも大きゅうなって江戸から帰ってきてくれた。それだけで十分ぜよ。…我が子の成長が、親にとっては一番の幸せながじゃ

(まぁ正直、ここら辺でもう泣きそうになるんですが)

その後、龍馬の発案で家族一同を桂浜に連れ出すんですね。ピクニックのような感じで。そこで龍馬はお父さんと家族に向けて、自身の夢を精一杯宣言するわけです。そして、それを涙を堪えながら、ただただ聞く八平…。

あとは、実際に映像を見てほしいと思いますが、上記シーンはもう、結構やばいです。結構泣きます。思い出しただけでちょっと涙目になってきます。

大学生の時、一人暮らしでふと思い出して、2、3回くらいはネットで拾って観ていたんですが、見事に毎回泣いてましたね。今回、紹介がてらdailymotionあたりの埋め込みでもしようとしていたけれど、見事に消えていた…。(残念)

確か、Huluとかで観れたはず(?)なので、気になった方はぜひ観てください。おそらく前後の文脈を掴めずとも、第七話だけを観るだけでじーんと来るはず。

自分が最近泣いた家族ものは「湯を沸かすほどの熱い愛」ちょっと遡ると「世界から猫が消えたなら」、更に遡ると「アバウト・タイム」なので、このあたりが好きな方には特におすすめかもしれません。

ちなみに脱線するけど「アバウト・タイム」で好きなセリフは下記。

私たちの人生も同じよ いろんな天気があるわ

パパのいない人生に興味はないの

(下記、かろうじて一部だけ見つけた。)

1207_02_01_10_遥かなるヌーヨーカ_倒仰8 from kotanigu on Vimeo.

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Awesome City Club「青春の胸騒ぎ」のメロディーラインがとっても心地よい。

若い世代に当てはめた2010年版デュエットソング(詳細はこちら)、恋する女性の気持ちをヴァンパイアに血を吸われる女性に当てはめた一曲(詳細はこちら)など幅広く、そして相変わらずおしゃれに歌い上げるバンド。Awesome City Club

今回は90年代を彷彿とさせるような、ちょっとざらついた(若干Ceroっぽい)風合いを持った一曲。「青春の胸騒ぎ」。

メロディーラインの耳障りが本当によくて、とても心地よい。(ということで、営業の移動中気づけばずっとリピートしてた)

初めて知る人のために、下記にバンド情報を引用。

2013年春、それぞれ別のバンドで活動していたatagi、モリシー、マツザカタクミ、ユキエにより結成。2014年4月、サポートメンバーだった PORINが正式加入して現在のメンバーとなる。「架空の街 Awesome City のサウンドトラック」をテーマに、テン年代のシティ・ポップをRISOKYO から TOKYOに向けて発信する男女混成5人組。2015年、ビクターエンタテインメント内に設立された新レーベル「CONNECTONE(コネクトーン)」より、第一弾新人としてデビュー。4月8日にファーストアルバム「Awesome City Tracks」をリリースし、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼んだ。9月16日には早くもセカンドアルバム「Awesome City Tracks 2」をリリース。11月に開催されたバンド史上初となる全国ワンマンツアーも大盛況のうちに幕を閉じ、2016年3月には配信シングル「Vampire」をリリース。6月22日に3rdアルバム「Awesome City Tracks 3」をリリースし、2度目のワンマンツアーを敢行。11月に東京と大阪で自主企画ライブを予定している。クラウドファンディングやVRなど最新のテクノロジーを積極的に駆使した活動が各所から注目を集めている。

本当にセンスいいなぁ。ウケるポイントを熟知しているような。そして、相変わらず器用なバンドだと思う。

また、メンバーのビジュアルもよく、十分すぎるくらいにフォトジェニック。(去年初めてライブ参戦したけれど、女性メンバーがかわいすぎた)歌もいい。トークも面白い。いやぁ…すごい。

また、ファンクラブをnoteで展開したり、クラウドファンディングでMVを作ったりと、音楽業界の現状とリスナーとの関係性を理解しつつ、うまく動いている点、やっぱり器用なんだろうな。きっとマーケター的な視点が強いんだと思う。

(その点、サカナクションの山口一郎さんにも同じようなものを感じる)

MVも相当雰囲気がいい。こちらはアルバムのアートワークを手掛けたYOSHIROTTENさんからのリクエストで製作が決定したらしい。

ちなみに8ミリ風に撮影できるカメラアプリを使用して、全てスマートフォンで撮影とのこと。(すごいな)

awesome city club

うん、おしゃれ。

5月19日に参戦予定の赤坂BRITZでのライブ、めちゃ楽しみやな…。

ライブ情報はこちら。気になった方は是非に。きっと楽しいはず。

(あ、有給申請しなくちゃ)

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「翻訳できない世界のことば」

後輩が紹介してくれた一冊。

その名の通り、翻訳できない現地の言葉を紹介。

(日本語では木漏れ日なども掲載。)

もう色々と心地よい一冊なんですが、中でも素敵やな。と思った言葉を下記にいくつか。

COMMUOVERE(コンムオーベレ – イタリア語)
・・・涙ぐむような物語に触れた時、感動して、胸が熱くなる。

GEZELLIG(ヘゼリヒ – オランダ語)
・・・単に居心地よいだけでなくて、ポジティブであたたかい感情。物理的に快いという以上の「心」が快い感覚。たとえば、愛する人とともに時をすごすような。

KILIG(キリグ – タガログ語)
・・・おなかの中に蝶が舞っている気分。たいてい、ロマンチックなことや、素敵なことが起きたときに感じる。

PISAN ZAPRA(ピザンザプラ – マレー語)
・・・バナナを食べるときの所要時間。

UBUNTU(ウブントゥ – ズールー語)
・・・本来は、「あなたの中に私は私の価値を見出し、私の中にあなたはあなたの価値を見出す」という意味で、「人のやさしさ」を表す。

TREPVERTER(トレップヴェルテル – イディッシュ語)
・・・直訳すると「言葉の階段」。あとになって思い浮かんだ、当意即妙な言葉の返し方。

MAMIHLAPINATAPAI(マミラピンアタパイ – ヤガン語)
・・・同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、何も言わずにお互い了解していること。(2人とも、言葉にしたいと思っていない)

RESFEBER(レースフェーベル – スウェーデン語)
・・・旅に出る直前、不安と期待が入り混じって、絶え間なく胸がドキドキすること。

YA’ABURNEE(ヤーアブルニー- アラビア語)
・・・直訳すると「あなたが私を葬る」。その人なしでは生きられないから、その人の前で死んでしまいたい、という美しく暗い望み。

PORONKUSEMA(ポロンクセマ – フィンランド語)
・・・トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離。

NUNCHI(ヌンチ – 韓国語)
・・・他人の気持ちを密かに汲み取る、こまやかな心遣い。

AKIHI(アキヒ – ハワイ語)
・・・だれかに道を教えてもらい、歩き始めた途端、教わったばかりの方向を忘れた時、「AKIHIになった」と言う。

DRACHENFUTTER(ドラッヘンフッター – ドイツ語)
・・・直訳すると「龍のえさ」。夫が、悪い振る舞いを妻に許してもらうために贈るプレゼント。

IKTSUARPOK(イクトゥアルポク – イヌイット語)
・・・誰か来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見てみること。

FORELSKET(フォレルスケット – ノルウェー語)
・・・語れないほど幸福な恋に落ちている。

NAZ(ナーズ – ウルドゥー語)
・・・誰かに無条件に愛されることによって生まれてくる、自信と心の安定。

CAFUNE(カフネ – ブラジル・ポルトガル語)
・・・愛する人の髪にそっと指を通す仕草。

こういう本を贈り物にできる人は、素敵だと思う。(ものすごく)

ことばが好きな自分にはたまらない一冊でした。

気になる方は是非に。

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