映画「シェフ」にはジョン・ファヴローのマルチな才能を感じた。

観ました。ストーリーは下記の通り。

ロサンゼルスの有名レストランで総料理長を務めるカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。心配する元妻イネスの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けていく。

とにかくハイテンションで、南米の雰囲気が素敵なハッピーな映画です。文句なし。

南米料理の脂肪と糖分たっぷり料理のシズル感がすごすぎて、ひたすらお腹すきました。
各種SNSの盛り込み方も、主役の不慣れ感も含めてよかった。

本場のキューバサンドは、外側にもバターを塗って焼くんですね。
サブウェイとかこれに則って、キューバサンドキャンペーンやればいいのにって思ったけど、コンセプト丸崩れか。

息子に作っていたクロックムッシュも美味しそう。
カフェ・デュ・モンドのベニエも気になる。

また、この作品の主演・製作・監督・脚本を、ジョン・ファヴロー(主演の太っちょの男性)が務めているのが驚きでしたね。

「アイアンマン3」「アベンジャーズ」の製作総指揮後に手がけた作品だと思うと、この役者は本当にマルチな才能に惚れ惚れしました。
前半部分、あんなにガタイのいい人が繊細な料理を作る画はちょっと面白いけれど。

他キャストも割と豪華。

印象的なのはやはり、スカーレット・ヨハンソンかな。
もう「her」で散々取り上げられていたけれど、この人のハスキーボイスは本当にエロい。
アーリオオーリオがあんなに色っぽく見えるとは。。

そして、奥さん美人!と思っていたら、42歳なんですね。すごいな。
ソフィア・ベルガラ(Google画像検索)

最近はこういう映画が好きです。
日常の延長線上にあると感じられて、飛躍しすぎず、一人間の転機を描いているのだけれど、とてもリアリティがあるような。そして終わり方がナチュラルでおしゃれな。

考えてみると、「はじまりのうた」もそうだったな。細部とかめちゃこだわってるんですよね。”自然を表す演出”が本当に自然に見えているから良い。

あと、この作品がいい!と思ったら、ぜひパンフレット買うといいですよ!
本作品に出てきたメニューのレシピが、コウケンテツの監修とかで載ってるので。

キューバサンドパーティとかやりたいな。(絶対やらない気がする)

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